|
テーマ:ひとり言・・?(17617)
カテゴリ:雑話
月曜日だったかな? いつものように13時から14時までの日本のニュースを観ていたら、『戸籍がない子供』という特集があった(日本の当日の21時のNHK BSニュースだと思うんだけど)。
女性が離婚した場合、再婚は半年後にできるけど、前の夫と別れて300日以内に生まれた子供は法律上前の夫の子供とされるため、300日が経過する以前に再婚した相手との間に生まれた子供を再婚した夫の子供ということで出生届を出しても受理されず、戸籍がない子供になってしまう、という話。 戸籍がないからパスポートを取ることも出来ない・・・ってことだったんだけど、戸籍がないとパスポートどころか、結婚も出来ないんじゃない!? 私、在イタリア日本領事館に婚姻届を出したとき、戸籍抄本を持っていった覚えがある。戸籍がないと結婚できないじゃん!? 更に更に、戸籍がないってことは国民健康保険や国民年金に加入する資格もないってことじゃない? 生まれてきた子供には何の罪もないのにそんな扱いを受けなきゃいけないだなんて・・・。 そんな状態を放って置いちゃマズイだろう。人権が無視されているような感じでさ。 民法のこの「女性は離婚後6ヶ月以内は再婚できない、離婚後300日に生まれた子は前夫の子」というのは、医療が発達していなくて証明ができなかった戦前に定められたこと。 現代は、早産で生まれて来る子も少なくないし、DNA鑑定もできるのに、こんな法律がいまだに適用されているのはおかしいと思う。 とは言え、実はこの法律は単なる推定規定であって、現夫の子であるときちんと証明する訴訟をすると結果的に『戸籍のない子供』にはならないんだそう。証明さえすれば良いんだそうで・・・。親、子供のためにシッカリしてくれ! そういう面倒くさいことはよく分からないということであやふやにしたままにしてしまったんだろうけど・・・。 イタリアでもこういう法律ってあるのかな? まあ、70年代まで離婚ができない国だったし、そういう点ではこういう古めかしい法律はないんだろうな。 私たちが結婚したときは婚姻公示というのがあって、「OOさんが△△さんと結婚しますが異議申し立てがある人はいますか?(どちらかが重婚しようとしてませんか?)」 という張り紙を結婚前に2週間貼って置かないといけない・・・というとっても古めかしい法律があったけど、今はもうこんなこともないんだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[雑話] カテゴリの最新記事
|