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カテゴリ:実況の仕事
ミツオーです。テルテル坊主って、遠隔地にむけても効果あるんだろうか? さて、いいコメントをいただきました。 「雑すぎる。何事も丁寧に。」(12月20日の日記)にいただいた、臨急淀さんからのコメント。 『これに現在高知期間限定騎乗中の船橋・林謙佑騎手(青 白星散らし 袖白)が加わると…。 見越騎手や保園騎手の塗り絵も画伯というか心で読むレベルですね(笑)。』 うわははは。 前半部分はまあいいでしょう。たしかに林謙佑騎手の勝負服(われわれとしては桑島孝春さんの…と言いたいところですが)も、ここに並ぶとちょっと判別が…というところですが、そこは問題ではなく。 後半が。 いいですねえ。 わたくし打たれ弱い人間で、どんなことでも、どれほど少しでも、批判されたりけなされたりするとメチャクチャへこんでしまうのですが、これはいい。 『画伯というか心で読むレベル』 そうかもしれません。 まず真面目に反論しますと、この日の塗り絵は普段以上に雑なのですよ。 もっと丁寧に塗っている日もあるのです(そう多くはないが)。 ですから、いつもいつも、わたしの塗り絵が『画伯』なわけではありません(反論というより言いわけレベル)。 それから、この「塗り絵」というものは、あくまで記号です。 判別できればそれでよいのです。 ほかの誰に見せるモノでもないですから、自分がわかればそれでよい(だからこそ、澤田騎手と寺島騎手を自分が区別できないデキなのは大問題だ)。 これ、見越騎手だな、これ、保園騎手だな、ということを自分がわかればいいのです。 実際、以前紹介しましたが、内田利雄騎手(桃色 白星散らし 袖桃色)の勝負服を、今はちゃんと白星を表記していますが、栃木時代は桃色一色に塗りつぶしていました。似てる服色のひとがいなかったからです。 そういう事情ですから、上田健人騎手と見越彬央騎手が同じレースに乗っていれば、見分けられるよう工夫をします(上田騎手はダイヤモンド柄が黒、見越騎手は青。きわめて見分けづらい組合せのひとつです)。 ここには上田騎手はいませんから、見越騎手もだいたいでいいのです。自分が「見越騎手だな」とわかれば。 それから。 わたくしが学生のころ、弓道部に在籍する友達が、大先輩をむかえての宴会で言われた、何十年も前に卒業したOBさんの言葉を紹介してくれたことがあります。わたし自身はけっこう感心し、その後わりとよく(冗談で)使うようにしているのですが、いわく、 「お前らは弓を、肉で引いとる。わしらくらいになると、アレは骨で引けるようになる。ええか、弓は、骨で引くもんや」 …。 ……。 いいですか、わたしくらいになると、骨で実況してます。ウチの百瀬なんかはまだ肉でしゃべってますが、わたしくらいになると骨でしゃべっているのです。当然、塗り絵も馬も、骨で見ています。 そこにある塗り絵が画伯レベルであろうと何であろうと問題ないのです。 わたしの塗り絵を『画伯』などと言っているのは、肉で見ているレベルだからです。 いやあ、一日分の日記のネタになるようなコメントいただき、ホントにありがとうございます。 この臨急淀さんのコメントは、そういう意味で最も、「いいコメント」と言えるかもしれません。またよろしくお願いします(と言ってみる)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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