ミツオーです。晴れてきた。ありがたい。


さて、わたくし今日から笠松競馬実況担当です。


今開催の笠松競馬は、一昨日の月曜日が初日。昨日の休みをはさんで今週金曜日まで、合計４日間です。


わたしが実況担当するのが今日＝２日目から、ということは、初日の実況を担当した者があるわけです。


コイツ。


（｢何ですか｣と言っている。先輩にむかって何ですかとは何ですか）


弊社・百瀬和己アナウンサーです。

今回が、百瀬アナウンサー自身の初笠松担当でした。



昨日、金沢で話を聞いたところ、初めての笠松にずいぶん緊張したようで、気疲れもしたようです。


正直、レース実況そのものについては、弊社の担当している競馬場の中で、とりわけ笠松の難度が高いというわけではありません。

ので、百瀬アナウンサーが気を使ったのは、主に実況に付随する諸々の業務や、環境を整えること（ご挨拶まわりとか）であるわけです。

もちろん、実況そのものにも、笠松ならではの特徴というかクセというものがありまして、そこをつかむのにも多少は苦労しますし、何より、百瀬アナウンサーは競馬場へ一人で派遣されて業務にあたるのが初めてでしたから、まあそりゃ疲れるでしょう。



しかしこの男、図太いというか、横着なところがあるというか、要するに繊細という表現からは遠い性格であり、こういう環境変化などにへこたれないほうではあります。

今後、徐々に笠松にも慣れれば、持ち前の厚かましさを発揮して、緊張などはどこへやら、という振るまいを見せることは間違いありませんが、まあしばらくは新人らしく猫をかぶっておることでしょう。



ひるがえって自分の初笠松担当を思い出すに、当時の自分は今の百瀬アナウンサーよりずっと長いキャリアを持っていたにもかかわらず、やはりシッカリ緊張して、かたわらのカメラさんにまで、


｢大川さん、キンチョーしてますね？｣


と言われてしまったほどでした。そのカメラさんとはその日が初対面であったのに、ですよ。


もちろん、いつどんな仕事でも、慣れた現場や環境でも、いい緊張感を持たなくてはなりません。


けどアレよね。
緊張とキンチョーは、ちょっと違うわね。


とりあえず、今日からの笠松、キンチョーせずに緊張して担当したく思います。