場内アナウンスのレジェンドが引退へ
千葉ロッテの広報担当で、長年に渡ってマリンスタジアムの場内アナウンスを務めてきた谷保恵美さんが、今シーズン限りでの卒業という記事がありました。実に寂しいニュースです。谷保さんは、北海道のご出身です。千葉ロッテの球団職員として、1990年に入社されました。最初は経理担当だったそうですが、翌年の1991年からアナウンス担当となりました。昨年7月17日のソフトバンク戦で、公式戦通算2,000試合となる金字塔を打ち立てました。場内アナウンスがウグイス嬢と呼ばれていた時代から、最近ではスタジアムDJとして男性の場内アナウンスの方も増えました。昔を思うと、隔世の感があります。谷保恵美のまもなく試合開始でございます 千葉ロッテマリーンズを放送室から「声」で支え続けて32シーズン [ 谷保 恵美 ]そんな中で谷保さんの場内アナウンスは、マリンスタジアムの名物でした。「4番ライト、サブロー」の名調子は、ロッテファンのみならず、プロ野球ファンなら誰もが耳にしたことのあるアナウンスだと思います。場内アナウンス歴は33年になります。昨年、2,000試合出場を達成して、区切りとしてあと1年で辞めることを決めておられたそうです。昨日、長男がマリンスタジアムに野球観戦に行きました。谷保さんの場内アナウンスを耳にして、あの声だった、と言っていました。プロ野球ファンに愛された谷保さんですが、その引き際もレジェンドらしいものでした。同世代として寂しいですが、残り試合を無事に務め上げていただきたいと思います。あの声を生で聞けた長男が羨ましいです。