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2006年09月22日
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カテゴリ:書籍・漫画
ミトコンドリアはどこからきたかという本を読みました。

ミトコンドリアは生物が活動するために必要なエネルギーを細胞内で生産する細胞内器官ですが、もともとは独自に活動していた細菌でした。
この細菌が単細胞生物の細胞に入り込んで(あるいは取り込まれて)エネルギー発電所として宿主細胞に奴隷のごとくこき使われるようになったのです。

「奴隷のごとく」というのには理由があります。
ミトコンドリアは共生している細胞の遺伝子とは別に独自に遺伝子を持っているのですが、細菌時代に持っていた遺伝子の大部分を宿主細胞に取り上げられてしまって、ミトコンドリア単独では生きていけないようになってます。

そのうえ、ミトコンドリアは母性遺伝といって、母親由来のミトコンドリアのみを子供に伝えます。これは父親由来のミトコンドリアと遺伝子組み替えを起こして、宿主細胞を攻撃してしまうような突然変異を起こされるのを防ぐためと考えられているそうです。

このようなミトコンドリアの不思議について、生物学的な経験に基づいて書かれた本が上記の書籍です。
生物学の知識が無いとかなり読むのがしんどいかもしれませんが(私はしんどかった)、著者の豊富な経験と圧倒的に未知あふれる自信が随所に現れているおもしろい本でした。

参考文献として生物という本を手元におきつつ読むと良いと思います。

ミトコンドリアはどこからきたかミトコンドリアはどこからきたか
生物生物





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Last updated  2006年09月22日 15時15分44秒
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