|
テーマ:自転車(12740)
カテゴリ:自転車
WH9000-C24-TLは、ベースがアルミリムでニップルホールがないチューブレス対応なので、そのままシーラントを使えばいいじゃないかとおもいますが、そうはいかないようです。
アルミリムがシーラントに負けてしまって腐食し、最悪穴が開く事例もあるようです。(ググればわかります。) カンパニョーロや兄弟ブランドのフルクラムのアルミチューブレスリムでも同じ問題を抱えているようです。 先日、エア抜けがひどいはずれを引いたハッチンソンのチューブレスタイヤ。 https://plaza.rakuten.co.jp/kenken34/diary/202111140000/ シーラントを一回入れて、しばらく時間をおいてふき取るということで微細な穴をふさぐ処理をしました。空気抜けは、マシにはなりました。数日でペッタンコということはなくなりました。 しかし、はずれのフロントタイヤは、1週間も経つと当たりのリアタイヤに比べるとかなり減っています。 エア抜けを防止するために、シーラントを入れっぱなしにしようとすると腐食が心配ですが、ネット上の情報でチューブレスレディー用の(ニップルの穴が開いている)リムに使うリムテープを貼り付けて腐食を防ぐ方法を見つけました。 なるほど!これなら腐食は防げそうだ^_^ で、用意したのがこちら。 リムテープは、リム内幅(15c)15mmに対して19mmのリムテープを用意。 はじめて買うので、安心のパナレーサーを選択。 リム幅+4mmで端までカバーできます。リム壁面までカバーする場合はさらに一つサイズをアップする必要がありそうです。 チューブレス用バルブは、シーラントを入れやすくするために、コアが外せるタイプを用意。 ゴムの形状が角型ですが、4つの角を端をやすりですこし削ってしまえば使えました。 パナレーサー チューブレステープ 10m×19mm Effetto Mariposa Caffelatex チューブレスバルブ 40mm (エフェットマリポサ) チューブレステープは、引っ張って貼ります。 貼る前に、リムにブレーキパーツクリーナーを吹いて、ウエスで油分をふき取ります。 テープがはがれにくくするために必須の作業です。 バルブ付近は2重に貼りました。つまりバルブ手前60度ぐらいから貼り始めて、バルブ向こう60度ぐらいまで貼ります。 端は剥がれないように、10cmぐらい斜めに切って貼りました。 チューブレスディ用リムの場合は、さらに一周(つまり基本が2重)にするようですが、そもそもチューブレスリムでニップル用の穴がないので、一巻きで十分だそうです。 <パナレーサー公式> バルブ穴は、半田コテで溶かして穴をあけました。 バルブを取り付ける前にクリンチャータイヤを装着し、チューブを突っ込んでリムテープをきっちり貼ったほうが良いそうです。(片方はそうしましたが、マストではないような気がします。) タイヤを装着しましたが、リムテープがタイヤを滑りやすくするみたいで、ビードが上がりやすくなりました。なので、シーラントを使う使わないは別としてこのテープを貼っておくことをお勧めします。 バルブコアを外して、シーラントを10ccぐらい入れました。(目分量) パンク防止のために入れるには20ccぐらいは入れないと効果はないと思いますが、今回は、様子見とチューブレスタイヤのエア抜け改善を目的としているので少なめにしました。 1週間後様子を見ましたが、そのまま乗車可能なぐらいのエアは残っていたので成功です。 今後、タイヤを外した時にシーラントが変なところに巡ってしまって、リムが腐食していなければ良いのですが・・・。 1週間後ビードを落として、様子を見てみましたがシーラントがリムテープ裏側に漏れてそうな感じはないです。 これで問題なければ、今後はシーラントが必須のチューブレスディタイヤも使えるような気がします。 なお、リムテープはタイヤ交換ごとに交換したほうが良いようです。 今日は陣馬高原下までサイクリングしてきましたが、問題が起こるわけもなく・・・。 リムテープとシーラントの分、一本につき20g前後は重くなっていると思いますが、そんなことを感じるわけもなく・・・。 腐食の問題は、時間をおいて観察してみないと結論はわかりませんが、しばらくこのまま運用してみます。 ハッチンソンのこのタイヤ、トレッドが柔らかいので、チューブレスと相まって、乗り心地は本当にいいですよ。 ↓その後どうなったか(6か月後) https://plaza.rakuten.co.jp/kenken34/diary/202207100000/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.07.10 19:33:44
コメント(0) | コメントを書く
[自転車] カテゴリの最新記事
|