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カテゴリ:経済
国会は、日本で唯一の立法府です。
ここの議員である国会議員は、立法府の議員ですから、「立法」がお仕事です。 すなわち、日本国の繁栄と日本人の安全・健康・財産を守るため、 将来、必要となる「法律案」を企画し、作成し、 他の国会議員に、その必要性を説き、 国会で審議していただき、 結果、可決され新たな法律を作ることです。 残念ながら、この職務を遂行している現職の国会議員は誰もいません。 つまり、彼らは、本来の職務を知らないし、知ろうともしないし、 当然、「立法」の能力・資質もなく、 それを身に付けようと勉強することもしていません。 国会議員を詐称している「税金泥棒」に過ぎません。 彼らを「先生」と呼ぶのであれば、それは「詐欺師の先生」です。 すなわち、「立法」は、すべて中央官僚が行っています。 「詐欺師の先生」は、自ら考えることもなく、党議拘束で決められた「賛否」に従い、「挙手」や「投票」を行いますので、法律案に何が書かれているのか知る由もありません。 閣議で採択される「法律案」は、事前に、中央官僚のトップである「事務次官会議」で了承されたものではあります。 つまり、閣議は「事務次官会議の決定事項」の事後承認機関に過ぎません。 どうして、こうなるのか。 「詐欺師の先生」は、選挙運動にご多用だからです。 というよりも、「先生」は選挙運動が「お仕事」と言ったほうが適切ですね。 税金を騙し取って、選挙運動という「自分の就職活動」をしているのですから、まさに「詐欺師の大先生」ではあります。 自分を応援してくれるかたや組織、 自分を支援してくれるかたや組織、 更には、自分の家族や親族まで騙くらかすのが「選挙運動」です。 さて、現状を書き連ねるとキリがありません。 前向きの話をしていきましょう。 本来、国会議員は、非常に困難な職務を遂行していかなければならない「公僕」ではあります。 一般国民は愚民であり、今日・明日のことしか考えないで、物質的な豊かさや、刹那的な快楽を追い求めるだけです。 それは、その人の人生ですから、何も言うことはありません。 しかし、そういう人たちだけでは、国は滅亡していきます。 国が滅亡してしまえば、追い求める「豊かさ」や「快楽」さえ無くなります。 そうならないように、10年先、20年先、百年先を読んで、必要な法律を考え、法案とし、法律を作るのが「公僕」の務めであります。 この困難な職務を遂行していただくために国会議員が存在します。 「官僚」は現在ある「法律」に忠実に従って「行政」を粛々と処理するのが「お仕事」です。 ですから、官僚は、新たな「法律を作る」すなわち「立法」をしてはいけない存在です。 「優れた官僚は、最悪の政治家である」と言われる由縁ではあります。 田中角栄氏は、現職中、数多くの「立法」を行った稀有な国会議員でした。 同氏は、日本国最大にして最高のシンクタンクである官僚たちを上手に使いこなして、困難な職務を充分に果たしました。 私が、田中角栄氏こそ、戦後日本で、唯一人の政治家であるとする由縁ではあります。 本来、国会議員の職務は、大変厳しく、厳粛であり、 その地位は、最高の公僕であり、最高の奉仕者であり、最高の公務員であります。 更に言えば、国会議員は「自分が考える立法」をスムーズに行うために内閣総理大臣を目指すことでなければなりません。 日本国憲法第67条 「内閣総理大臣は、国会議員の中から国会の議決で、これを指名する。この指名は、他のすべての案件に先だって、これを行ふ」 すなわち、あらゆる国会議員は、内閣総理大臣「候補者」ではあります。 付記 自民党の古賀氏は、宮崎知事の東国原氏に次期衆院選への出馬要請をしたとマスコミは伝えています。 要請を受けた東国原氏は「次期総裁候補にして」と条件を出したと伝えています。 真摯な真っ当な話です。 これに対して古賀氏がどういう反応をしたのか、今のところ、伝わってきていません。 考えられるのは「党に持ち帰って検討させてください」で、あるいは笑って誤魔化したのかも知れません。 選挙協同組合に過ぎない自民党の選挙対策最高責任者・古賀氏でさえ、この程度、「小供の使い」です。 「次の10年先」ではなく、常時「次の利権」しか考えていない「愚民」であることを暴露した次第です。 蛇足 不肖、私には今のところには、どこからも出馬要請はありません。 しかし、私は勝手に「出馬」し、当選の暁には総理大臣を目指します。 残念ながら、出馬したいのは「山々」なのですが、「供託金」がありません。 本日もこれから金策に出かけます。 金策と言っても「宝くじ」の購入です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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