夏だ、ホラーだ? 怖かった邦画
今日の朝食;きゅうりとキャベツのぬか漬け、がごめ昆布とグリーンアスパラガスの味噌汁、玄米粥。 昨日は久しぶりの晴れでした。空を観ると入道雲が出ていて、夏が来たなあと感じました。 さて、ここ十数年ばかりジャパニーズホラーブームがありましたが実際に観て怖かった映画ってありますか?私は『女優霊』、『リング』、『らせん』、『呪怨』、『富江』など観ましたが今ひとつぴんと来ませんでした。じゃあ、何が怖かったかと言って考えると『八つ墓村』『この子の七つのお祝いに』『湯殿山麓呪い村』『鬼畜』とかですね。「ジャンルが違うだろ!」と突っ込まれそうですが。笑舞台設定、小道具、犯罪に到るまでの、犯人の置かれた悲惨な状況など、観た後も考えさせられるところがいいです。 日本の怪談を読んでいても思うのですが、「怖い」より「哀しい」と感じさせるお話が多いのです。国民性ですかね。ショッキングな映像や音響で人を驚かせるより、じわじわと来る恐怖の方が風土に合っているというか。しかも、人間性の根源に触れるような内容の物が得意のような気がします。 昔、テレビで実録犯罪史シリーズというのが単発的に放送されていましたがあれもよくできた作品が多かったと思います。決して、事件を興味本位で扱っていないところがよかったです。(そうでないシリーズもあったのかもしれませんが)ビートたけし演じる大久保清、今でも覚えています。眼がとても怖かったです。