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今日はインポーター「ラシーヌ」がベタ褒めの造り手で、ダヴィット･モローの「ドメーヌ・ド・ラ・ビュイシエール　コート・ド・ボーヌ･ヴィラージュ 2011」をアップします。

購入した際には殆ど情報がありませんでしたが、改めてワイン情報を見てみるとラシーヌの入れ込みは凄いです。
飲んだ時にもあまり情報は気にせず気楽に飲みました。「My impression」も同様で、自然派である事さえ知らずに飲んだ感想です。

このワインは12℃位からゆっくり飲みましたが、たぶんもっとゆっくりと時間をかけるとまだまだ開いたのかもしれません。
それからまだタンニンが粗く、酸も強かったので、あと半年か１年くらい置いてやった方が良かったのかもしれません。
まぁそれでも古典的でキレイな自然派を感じさせる「柱」の部分はしっかり分かります。
あともう１本購入した「サントネ・キュヴェ・エス 2011」の方は、ちょっと寝かせとこうと思います。


France 2011
　ドメーヌ・ド・ラ・ビュイシエール（ダヴィッド・モロー）　コート・ド・ボーヌ･ヴィラージュ
【生産地】： AC コート・ド・ボーヌ･ヴィラージュ【品種】：ピノ･ノワール【アルコール】：13%　
サントネの固定観念をくつがえす驚くべき造り手が、世代交代に伴って彗星のように現れました。 ダヴィッド・モロー、28歳。祖父ジャン・モローから2009年にドメーヌを相続した、新世代です。アペラシオンを聞かずにブラインドで飲めば、シャンボール・ミュジニかモレ・サンドニの1級産のワインと思っても無理はありません。素直で純粋で、テクスチュアがきめ細かくて優美きわまる印象。不自然に造りこんだ形跡はみじんもなく、よほど手練れの名手が難なくこしらえたような印象すら与えます。20数年にわたる私のブルゴーニュ通いを通じて、このような資質をあわせもつワインに私は出会ったことがないと断言できます。　
【価格】：3,200円～【輸入】：ラシーヌ　【購入】：ワインホリック’14/11月

URL
http://www.sakemorita.com/davidmoreau.html

My impression
★★★★☆☆(4.2)
試飲‘15/1/24　色は若干ガーネットがかった赤で、とても照りがありクリア。色調は中よりやや薄め。香りは雑味の無いピノのブドウ香で、洗濯糊や黒ブドウの皮、赤く小さなベリーのキャンディ等で、古典的で自然派を感じる透明感がある。味はタンニンの渋みがまだ少し粗く、酸主体。軽くチェリー等の赤い果実の香味が口奥から鼻腔へフワリと留まる。酸は新鮮で透明感があり、口をスボめるvolumeがある。余韻もジワリと長い。Bodyはmedium light程度だが、酸にvolumeを感じるので口当たりはしっかり。キレイな酸の古典的なピノ。自然派の様な雑味の無さ。後半はビターな樽香と黒ブドウ香がどんどん強まる。