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カテゴリ:児童福祉関連
この時期は、4月の保育所入所について、いろいろと報道されます。
「保育所落ちた 日本死ね!」というフレーズが話題になったのも、この時期だったかと。 おいら夫婦も共働きだったので、3人の子どもは保育園育ちです。 長女の時には、名古屋で暮らしていました。 長女が2歳の春に、保育園を申し込みましたが、奥さんがパートだったのであっさりと落選でした。 その際に、とある無認可(当時は認可外という言葉はなかったと記憶してます。)保育所から「入らんかぁ?」と誘われて、長女はその認可外保育所で育ちました。 保育士を子どもたちが名前で呼ぶ、カリキュラムもなくその日の天気次第で保育内容を決める、運営は保護者も関わっていく、というものでした。 毎月1回の深夜まで及ぶ運営会議、その後の酒宴(笑)。 公的な助成が少ないので、保育士のボーナスを払うためにバザーを開きました。 このバザーも大変でした。団地などに「結婚式の引き出物、まだ使える家具など不用品ありませんか?」というチラシをまき、連絡をもらったご家庭を回収日(日曜日が多かったです)に軽トラックで回収に周ります。 回収を2回ぐらいやって物品を倉庫にためていき、一杯になったところで、バザー開催し販売します。 大学祭などに出店して、古本やおでんを販売したこともあります。 なかなか大変な運営でしたが、保護者間の繋がりは強くなりましたね。(その繋がりの延長に、子ども食堂猫(ねこ)があります。) 長男も3年ほどその保育所でお世話になったところで、多治見に引っ越してきた次第です。 多治見では、長男、次男とも、認可保育所で育ててもらいました。保護者代表もやりましたが、認可外保育所の運営委員と比べたらその負担は、もうほとんどないと感じるほどでした。 もう20年以上も前の話になってしまいました。 さて、名古屋市のことです。 かつて名古屋市は保育所待機児童数は全国ワースト。 その解消を目指して、色々と対策を講じてきました。 その中で効果を発揮したのが、賃貸物件を活用した保育所です。 店舗や倉庫などの空き物件を活用して保育所に転用するもの。 これまでの保育園整備なら、土地を探してきて建物を建てて開園まで、最低2年はかかったのですが、賃貸物件を活用した保育所であれば、数か月で保育所が整備できます。 しかも、待機児童の多いエリアに集中して保育所を整備して待機児童の解消につなげることができるので、待機児童対策の効果大です。 ![]() 先週、子ども食堂猫(ねこ)に行く途中に見かけた認可保育園です。 実は、こちらも賃貸物件を活用した保育園だとか。 この建物は、元々学習塾に使われていたものだそうです。学習塾が閉校して空き物件となっていたものを保育所に整備しなおしたものです。 交通の便がよく、また、元々保育所を運営されていた法人が整備した保育所なので、保育内容も安心できるということで、人気がある保育所になっているようです。 国の基準で2階以上の保育室には、2方向の避難路が必要ですので、らせん階段を後付けにされたのでしょうね。 内装は、従来の保育園とほとんど変わりません。というか、色々と工夫を凝らして、いい保育ができるように趣向を凝らしている保育園が多い、と聞きます。 こんなぴかぴかのきれいな保育園であれば、賃貸物件かどうか、全く関係ないんじゃないかな。 あ、もっとも、おいらの子どもたちの過ごした無認可保育所は、ボロボロの古民家を活用したものでしたが。それはそれで、趣がありましたね。 今は、待機児童対策でネックになっているのは、建物よりも保育士確保のようです。 関東地方では、建物はあるのに、保育士さんを確保できずに園児の受け入れ できていないところもあるようです。 ![]() 今夜のアテです。 ぶりの照り焼きをアテに、黒ビールをいただきました。カキフライは、スーパーの総菜を買ってきたもの。 ![]() わしにも、ブリ、くれんか? 例によって、そのまま寝オチ。 朝風呂に入って、計量。88.65キロ。お、少し痩せました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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