いしけいからの穏やかな日常と伝えたい思い

そろそろ年末の買い物です。
以前はお店が1月4日ぐらいでないと開かなかったので、どうしても年末に買い置きする必要がありました。
今は1月1日から開いているお店も多いので、あまり買い置く必要もなくなりました。
おせち料理も息子はあまり食べませんが、やはり、縁起もいいし、バランスもとれていて日持ちもし、やはりいいものだと思います。
私のところは、だいたい生協の個人宅配で買います。
母が黒豆と野菜の煮物、昆布巻きは作ります。
こちらもよく作り方を聞いておいて引き継いでいきたいと思います。
以前、昆布巻きは台に載せておいたところに猫のタマが乗り、ひっくり返されました。
常にタマちゃんは見はっていないと興味があるようでイタズラをします。
玄関に花を飾ると、必ずひっくり返してびしょぬれになり大騒ぎですので置けません。

年末になると心配なのは、病院が休みになることです。
休日当番医や救急病院は開いていますが、やはり心配です。
そして私が病院で働いていた頃の問題は、年末年始の休みに出勤する人を決めることでした。
年末年始は特別手当も出て、食事もおせち料理が出ていいのですが、やはりお正月に仕事も嫌なものです。それでも、1月1日に何回か当直をやりました。
ただ、年末年始は医師もベテランが休み研修医が頑張る傾向にあるというちょっと不安な病院の裏側も知っているだけに心配です。研修医の先生方どおしで相談しあってそれぞれの得意なことを出し合って協力していたのはいいことだと思いましたが。
数日前に救急病院で輸血で血液型が間違えていたとの報道がありました。
特に夜間や休日は確認がおろそかになったり、担当の検査の人がいないことが多いので、事故が起こりやすいそうです。
輸血には必ず複数の人の確認が必要です。それでも、確認したつもりが見落とされることもあるのです。思い込みは怖いものです。
私の病院は輸血の検査技師も当直しました。
私は輸血を専門に検査していましたが、そういう検査技師のいる病院で輸血した方が安心のようです。
最初の頃は研修医の先生に輸血の検査を教えて、ポケットベルを持ちオンコ－ル体制でしたが、やはり夜間や休日に輸血が必要なことが多くなり、当直になりました。
しかし、医師も検査技師もいつもやっている専門の事以外で、間違いがあってはいけない大事な検査ですので全員が出来るとは限らないのでいろいろ問題もありました。
その後は普通の検査と輸血専門の人と別に当直するようになりました。
ただ、当直体制も既婚の女性にとっては大変で、私も出産後は辞めてしまいました。
今後は女医さんも働きやすくなるように考えられるようで、そうなればもっと活躍する女性も増えると思います。