米国調査会社の日本法人での前回指導はジェットエンジンとその転用型ガスタービンの説明が主で、重構造型ガスタービンへの技術説明が少なく、中途半端だと思っていたのですが、先週になって重構造型ガスタービンについても追加調製したのでご指導願いたいとの要請がありました。
昨日も神谷町から歩いて5分程の処にある虎ノ門第37森ビルに出掛けて来ました。
指導の要諦は、50MW級で較べますと航空転用型ガスタービンは約10トン、重構造型は100トン、となっているのが現状の技術概要ですので、前回の資料を使い回転部は5倍、静止部は10倍で資料調製するのが良いと指導することにしました。
圧縮機、燃焼器、タービン等の主要部位毎に、又その中で詳細部位を項目分けして、逐一詳細部位の仕様、個数・重量等の数字を検討することにしました。
最後に現在世界で使用中の運転基数、年毎の発注基数等も論議して、添削指導は2時間半で終了となりました。
今回の資料で、全ての項目で定量的になり、日本の製鋼メーカへの良いマーケティング資料になったと判断しました。
その日本法人の外部への指導依頼は時給1万円が標準らしく、2時間半として請求願いたいとのことでした。
まあ、訪問の為の拘束時間を考えますと一寸安いのかとも思いましたし、30分で区切ると言うのも初めての経験です。
しかしながら、近年企業も財務状況が厳しいのだろうと勘案し、交通費も支給されることから、その様な要請に応じることにしました。
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Last updated
2012.10.02 10:13:32
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