NUMBERS「少女誘拐事件」
6歳の誕生日パーティーでエミリーはお姫様だった。しかし客が帰ると同時に引き上げていくはずのピエロが突然エミリーを母親の目前で誘拐する。被害者宅を訪れたドンは、少女の父親の部屋でおびただしい複雑な数式が書かれているボードを目にする。捜査中父親は何者かからの電話を受け、突然捜査員に調査は不要だから帰れと言う。FBIには協力せずに自分たちだけで犯人と交渉するつもりなのだ。チャーリーはドンから見せられたエミリーの父親イーサンの部屋にあった数式を見て、歴史的な難問を解いている途中段階だと知る。イーサンはこの難問を解いた、と出版社に知らせていた。これが解ければ100万ドルの報奨金が出ることから、報奨金目当ての誘拐ではないかと見る。しかしチャーリーは難問を解ければ暗号解読の鍵が得られ、より多くの金額を手にするチャンスを得ることを知った上での犯罪が目的なのだと考えた。ミーガンはピエロの写真をじっと見つめて、自分が逮捕しそこねた人物であると確信した。現在は税法違反で投獄されているはず、しかし仮出所で行方不明だった。服役中にハッカー専門の犯罪歴を持つ男と友人関係であったこともわかる。イーサンは娘の命のために十数年挑み続けていた数式結果を譲り渡す覚悟で捜査を断わっていたのだった。協力を申し出たチャーリーは解かれたと思っていた数式の中に矛盾を見つける。***それでなくても数学はわからへんのに頭のいい数学者がふたりも出てきて~最後にエミリーを盾に抵抗する犯人が自分の頭が確実に狙われていることを理解して投降するところはものすごーくアメリカ的でした。日本ではありえないもんね。ところで、ドンとチャーリーの父親が家を売りに出すと知ってチャーリーが打った手は、、なんとその家を自分で買う、という聞いたこともないクールな手段でした。維持費がかかろうが、育った家は大事で愛着がある、などというせりふは全くありませんでしたがやることがやっぱり違う。*温かかったけど風の強い日で、2,3度事務所から外に出ただけで鼻水ダラダラ、くしゃみ連発でした。2月でこんなん、3月が怖い。ある日突然治らないかなあ。(ホントに他力本願なワタクシです)