カテゴリ:美術・博物・展示
今日は、午前中は雑事(ジパング倶楽部イベント応募、俳句作り、俳句誌読み、俳句資料から良句の抽出)などで過ごし、午後は、長居公園のネイチャーホールで開催されている「大化石展」を見に行った。
第1部 化石とはなんだろう、第2部 生命と地球の歴史に分けて900点に上る標本が展示されていた。説明も詳しく、大変分かり易い展示会であった。 化石とは、生物の死骸が鉱物に変化したもので、種類としては、a.生物体そのもの、b.生物が鉱物に置き換わったもの、c.生物が変質したもの、d.足跡など生物が生きた痕跡などがある。 化石は、我々の生活にいろいろ関わっていて、宝石として、薬として、燃料として、石材として、さらに珪藻土は建材としても利用されている。 第2部の展示は次のように分類されていた。 1.大陸移動の証拠 2.生命の誕生、 生命の誕生、酸素の生成など。 3.海から陸への進出 古生代の生物 三葉虫、殻をもつ動物、脊椎動物、魚類、植物の上陸、シダ植物、両生類、日本最古の化石、生物の大量絶滅、種子植物、昆虫など。 4.恐竜とアンモナイト 中生代の生物 森、被子植物、恐竜、鳥、昆虫、アンモナイト、大トカゲなど。 5.日本列島の誕生 哺乳類、昆虫など。 6.大氷河時代、鮮新・更新世の生物 ゾウ、シカ、ワニ、氷河期など。 7.最終氷河期から現在 哺乳類、植物、縄文文化など 画像はパンフレットを真ん中に、展示品の一部を示す。羊歯(ネウロプテリス)、巨大巻貝、始祖鳥、アンモナイト、ザトウクジラ、黄河象、ヤベオオツノジカ。 この展示で興味深かったのは、各時代において、出土した地点が当時の世界地図や日本地図の上に示されていることだった。化石を研究することにより、地球上の陸地がどのように移動したかが分かるのだ。元々一つの大陸(バンゲア)だったのが、現在の5大陸に分かれていく過程が示されていた。同時に日本列島が大陸から切り離される過程もよくわかった。 世界地図4枚、日本地図4枚、5500年前の大阪(現在の大阪とその周辺は河内湾の下に沈んでいた) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.07.16 08:10:20
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