こんにちは!
チェンジニアのko-heiです!!
皆さん、
サポカー補助金ってご存じですか?
昨今話題に上がっている、予防安全装置を搭載した自動車をサポカーと呼んでいます。
そして、そのサポカーには国から補助金が受け取れる制度が存在します。
せっかくならその仕組みを理解し、賢く制度を利用したいですよね。
そこで今回は、サポカー補助金に関する解説をしたいと思います。
今回の2分ほどの記事を読んで頂けると、サポカーとは何なのか、どういう制度なのかが分かります。
それでは、どうぞ!!
1.そもそもサポカーとは何?
2.補助金制度とその概要
3.サポカー補助金の対象となるトヨタの安全技術
4.まとめ
1.そもそもサポカーとは何?
まず初めにサポカーとは何でしょうか?
サポカーとは、自動ブレーキや、被害軽減ブレーキなどの予防安全機能を備えた自動車の愛称です。
サポカーは、正式名称「
セーフティ・サポートカー」の事で、高齢運転者をはじめとした、全てのドライバーによる交通事故の発生を防止、または、被害軽減対策の一環として、国が推奨する新しい自動車安全コンセプトです。
予防安全機能(プリクラッシュ・セーフティ)とは、自動車に元々搭載されていた、予防安全や、衝突安全とは根本的に異なる新しいタイプの安全装置になります。
車の安全装置に関する記事はコチラ
国が定めるサポカーには大きく分けて二つのタイプがあります。
①サポカー
自動ブレーキや、被害軽減ブレーキを搭載した車両の愛称です。
②サポカーS
自動ブレーキや、被害軽減ブレーキの他に、高齢ドライバーに起こりやすいとされる、踏み間違い事故を防止する機能を搭載した車両の愛称で、さらに3つに区分けされます。
・サポカーSベーシック
・サポカーSベーシック+
・サポカーSワイド
ちなみにサポカーやサポカーSという表記はあくまでも愛称であり、自動ブレーキの性能を評価するものではありませんので、注意してくださいね。
2.補助金制度とその概要
サポカー補助金とは、国による65歳以上のドライバー交通事故防止対策の一環として、予防安全装置を備えた「対歩行者衝突被害軽減ブレーキ(対歩行者)」や「ペダル踏み間違い急発進等抑制装置」搭載車や、「後付けのペダル踏み間違い急発進等抑制装置」の購入等を補助する目的として、補助金が交付されるものです。
つまり、こちらの制度を享受できるユーザーは、65歳以上の方という事になります。
他にも、自動ブレーキは対歩行者である事や、踏み間違いの抑制に関する機能が付いているかが必要ですが、多くの車種で該当する事が多いので安心してください。
申請受付は2020年3月9日からスタートしています。
今現在(2020年10月現在)でも補助金の打ち切りとはなっておりません。
この補助金制度の良い点は、新車や中古車など購入時において機能が付いている車両への補助金だけでなく、後付けで踏み間違い加速抑制機能を付けた場合においても、受け取る事ができる点です。
こちらの後付けも含めるとかなりの車種で補助金を受け取る事ができますので、一度確認される事をお勧めします。
後付けの踏み間違い加速抑制装置に関する記事はコチラ
受け取る事のできる補助金の額は、車両装着のものと、後付けで購入した場合とで異なります。
・「新車、中古車の場合」自動ブレーキ、被害軽減ブレーキ装着車
普通乗用車 : 6万円
軽自動車 : 3万円
中古車 : 2万円
・「新車、中古車の場合」自動(被害軽減)ブレーキ&踏み間違い急発進抑制装置付き車
普通自動車 : 10万円
軽自動車 : 7万円
中古車 : 4万円
・後付けの踏み間違い加速抑制装置付き車
一律 : 4万円
このように搭載している機能や種類によって、補助金の額に違いがある事が分かりますね。
3.サポカー補助金の対象となるトヨタの安全技術
サポカー補助金の対象となるトヨタの安全装置は大きく分けて3つの機能があります。
それぞれ確認してみましょう。
・歩行者衝突被害軽減ブレーキ
車両や歩行者を、前方カメラやレーザー等で認識し、衝突警報や、自動ブレーキを作動させます。
※プリクラッシュセーフティシステム(機能名称)
※スマートアシスト(OEM車の機能名称)
OEMに関する記事はコチラ
・ペダル踏み間違い急発進抑制装置
ソナーセンサーで障害物を検出している状態の時に、アクセルペダルの踏み込みを検出し、エンジン出力の抑制や、ブレーキ制御を行います。
※インテリジェントクリアランスソナー(機能名称)
※スマートアシスト:誤発進抑制制御機能(OEM車の機能名称)
・後付けのペダル踏み込み間違い急発進抑制装置
踏み間違いを検出し、エンジン出力を抑制します。
※踏み間違い加速抑制システム(機能名称)
このように大きく分けて3つの機能が存在しています。
4.まとめ
いかがでしたか?
今回は、サポカー補助金に関する内容を紹介しました。
自動ブレーキは最新車種には続々と搭載されており、今後も発展を続けると予想されています。
さらに今後は、
自動運転技術がさらに進化し、いよいよ実用化の一歩手前まで進んできているのです。
自動運転に関する記事はコチラ
そう考えると、車の未来では、本当に世の中から自動車事故による死傷者がいなくなる、もしくは自動車事故そのものが無くなるのではないかと思われます。
車の未来に期待しつつ、現状としてはしっかり安全運転を心掛け、快適なカーライフをおくってくださいね。
車に関する素朴な疑問、質問も随時、受け付けております。
内容次第では、記事にて詳しく紹介させていただきます。
それでは、今回はこの辺で!
ko-heiでした!!