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テーマ:心のままに独り言(8579)
カテゴリ:風の詩
北朝鮮のミサイル発射基地で弾道ミサイルが発射台にのったと言う。アメリカ軍事衛星の写真が公表され、あやふやでもそれらしきものが分かる。迷惑な話である。衛星といいながらも、日本と韓国への嫌がらせと、アメリカへのラブコールが目的のミサイル発射である。
北朝鮮の人工衛星主張するロケットは、1段目が秋田県沖の日本海、2段目が岩手県沖の太平洋に落下すると言う。日本を挟み込むかのようにに、日本海と太平洋に落下する。周辺海域の漁師は漁などやっていられない。明確な日時がわかれば、その時を避ければいいが、明確に何月何日何時とは言ってない。 人工衛星は「光明星2号」で、ロケットは「銀河2号」だと言う。もし、衛星でななくミサイルのテポドン2なら、射程距離は6千キロ以上だ。当然、アメリカに向けての発射で、日本を意識しながらアメリカを刺激する作戦である。アメリカを外交交渉の土俵に上げる作戦で、アメリカと対等以上の条件での外交交渉を目論んでいると言う。 中国も自制を求め、クリントン米国務長官も警告しているから、北朝鮮は無意味な事をするわけである。最も頼りにすべき韓国は今までの政権とは違うし、拉致問題の進展のない日本は、当然認めない。日本は安全保障会議を開き、自衛隊法でははじめての「破壊措置命令」を発令すると言う。日本は新たに軍事的な壁を破ることになる。 「破壊措置命令」である。 日本の不戦の壁の一つが、北朝鮮のミサイル発射でこじ開けあられる。日本の自衛隊がまた一歩踏み出すことになる。 浜田防衛相が「破壊措置命令」を発令する。 戦争など予想する人はいないだろう。戦争を想定する人もいないだろう。しかし、不戦の国日本は国際社会のざわめきの中に取り込まれていく。お隣のとんでもない国のために、っ誇るべき戦争放棄の壁が揺さぶられる。海上自衛隊は海賊退治に出かけた。インド洋では海上自衛隊の給油活動は続いている。 「破壊措置命令」に、どんな意義があるかは分からないが、物騒な国への対応を物騒な方法では、物騒な事になる様な気もする。何が起きる事はないと思うが、それでも、なんとも人騒がせな国である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.03.26 18:16:31
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