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カテゴリ:政治的
麻生内閣支持率が上昇気流に乗った感じだ。上昇気流はおまけ的な表現だが、一桁までいきかけた限界近い低支持率であったから、急上昇には違いない。上昇気流だと更なる上昇が連想されるが、果たしてまだ上昇する要素があるかどうかは、何とも言えないのが現実だ。
過去最大級の補正予算の成立が内閣支持率の上昇に関係すると自民党は踏んでいる。民主党は徹底審議を主張して、両方とも補正予算を人質に総選挙へ向かっている。


 麻生内閣の支持率は殆んどのマスコミの調査で30%を超えている。10%近くまで落ちていたから急上昇だ。しかし、支持できないが60%後半である。70%近い人が不支持には違いない。一度落ちた支持率を上げるのは至難のわざといえるだろう。定額給付金支給に、高速道路1000円乗り放題と、麻生内閣の直截的な経済政策に一定の評価があったと思われる支持率上昇だ。百年に一度の未曾有の経済危機も底をつき、経済復活の兆しが見え始めた。過去最大級の大型補正で、中止や見直しになっている高速道路やダムの建設にさえ予算がつく。


 小沢代表の進退問題で助けられた麻生首相だ。13日には党首討論が予定されているが、今や自身満々の麻生首相と、満身創痍で絶壁の上に立つ小沢代表の党首討論である。結果は見えている。小沢代表の進退問題が鍵を握る国会は情けない。更に言うと、過去最大級の補正予算が景気浮揚につながるのは当然だ。日本経済の牽引車自動車産業はステップを踏んで階段を登り始めた。ホンダもトヨタもアメリカビックスリーを尻目に新しい次元での販売競争に入ったと、経済評論家的に言ってみたい。


 解散総選挙を人質の政権運営の麻生内閣の支持率上昇で、総選挙が早くなる可能性も出てきたと言う。しかし、国民はもう総選挙の話などうんざりだ。風景さえ変える衆議院選挙用ポスターは何度も立候補者と並ぶ党の顔が変わった。そんなポスターを冷ややかに見る国民は、すっかり興ざめしている。

 
 世界的経済危機と世界的流行の豚インフルエンザで救われた麻生内閣は兎にも角にも短命記録を塗り替えることもなく、1年は持ちそうだと、胸を撫で下ろす自民党関係者もいると言うから、支持率上昇は、それほど問題ではないと思う。しかし、一度下がった支持率を上げるのは難しいと、麻生内閣を賞賛したい気持ちもある。支持ではなく、支持率を上げたことへの賞賛である。明日はどうなるかわからない、内閣支持率である。それでも、支持率アップで自民党は選挙条件が整ったと聞くと、情けなくなる国民である。

 
 過去最大の補正予算の評価が低いのは、冷静な国民の目ということになるのだろうか。「評価できる」より「評価できない」が圧倒的に多いというのは、凄いという表現が当て嵌まりそうだ。国民が望むのは、一時凌ぎの予算ではなく、国の哲学だと、あるテレビコメンターが言っていた。国の方向を示し、国の国際社会での役目を考え、国の向かうべき方向を示す哲学だと言う。理屈では解るようで、具体的に何も見えないのが哲学である。確かに、チェコでのオバマ大統領の核廃絶の演説で世界が揺れ、その方向への動き出した。それが国の哲学を示したことになるなら、それはそれで理解できるが、その後の、日本での核軍縮会議開催提案の麻生発言はどうだろうかと考える。


 「企業団体献金の廃止」と「国会議員の世襲制限」が世論の感心だ。選挙に勝つ為なら、何でもありで、その代表的な選挙が、千葉県知事選挙があった。当選すれば後はどうにでもなる。そんな感じの千葉県知事選挙、千葉県民はこれから新知事の任期中いやな思いをすることになる。千葉県知事選挙を考えると、選挙は風であり、政策でも理念でも哲学でもない。しかし、その前に立候補者への信頼はあるはずだ。経歴さえ信じられない候補者を選んだ有権者は、もう政治への参加自体がいやになってくる。政治不信どころか、政治家を真っ当な人間と思わなくなると、厳しい指摘が多いが、景気回復を願う国民は、それでも、政治に期待するのである。


 麻生内閣の支持率が更なる上昇をするかどうかは誰も分からない。閣僚の一言で内閣支持率を左右されるくらいだから、それほど意味もなさそうだが、しかし、政治に対する国民の意思が支持率でもある。支持率がもっとも早い評価だ。さて、その次の世論調査が楽しみである。

 





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最終更新日  2009.05.11 08:48:24
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