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カテゴリ:風の詩
 昨日8月17日は熊野大花火大会だった。個人的には近年にない盛り上がりと思った。その思いの根底には旧堤防撤去問題がある。熊野花火大会の名物の一つである新旧の堤防間に設置される桟敷席がなくなる危惧を抱いていた。だから、今年は盛り上がりに欠くと言う思いで、7月から始まった海岸の場所取りを見て、8月になってから桟敷席設置状況を頻繁に見にいった。桟敷設置禁止の看板が多く置かれ、花火大会の変化を予想し、例年の盛り上がりはないと思っていた。だから、例年通りでも、例年にない盛り上がりのような気がした。

 
 熊野市民の誇りでもある熊野大花火大会は、幾つもの風物詩をつくる。海岸の場所取りに、新旧堤防間の桟敷席。そして、大会開催日8月17日の天候はドラマ的である。台風のシーズンであるから、これまでは、予定通りの開催は少なかった。開催日変更は、珍しいことでもなく、市民は実にスムーズに開催日変更を受け入れる。私にとっては花火大会のドラマの一つが開催日変更だった。旅館やホテルの宿泊施設は何年も前からの予約で埋まっている。その、何年も前からの予約も、台風次第では自動キャンセルになる。それでも、何もなかったかのように、次へと進むからドラマだ。何もなかったわけではないとお叱りを受けるかも知れないが、毎年のように開催日が変更になると、そんな思いになりドラマだと思う。


 前日の前夜祭から熊野市は花火大会一色になった。そして、昼ごろには、花火大会への観客が町の隅々で涼をとっている光景があった。スパーやコンビニは客で溢れ、スーパーの階段などにも、人々が溢れるほどだった。小中学校から高校の運動場などの大きな駐車場には、多くのトイレが用意され、交通整理のガードマンが配備された。周辺の駐車可能な場所には臨時駐車場の看板が立ち、有料駐車場の呼び込みもあり、祭り一色の8月17日であった。そして、花火の打ち上げた始まった。海上の台船からの打ち上げは、海中から火の帯が飛び出してくるかのような錯覚を抱くほどだった。神秘的で勇壮な海上の打ち上げであった。その背後に観光船の灯が彩りを添える。今年は、観光船の見学も多かったと思う。夜の海に浮かぶ観光船の灯が作り出すキャンバスだ。逆に観光船から見ると、海岸の見物客の作り出すキャンバスだ。


 海岸の片付けや1日、2日で終わり、熊野市も木本海岸も元の静けさ戻るかな。ぎらつくような陽射しが降り注ぐ夏の海岸には、祭りの余韻さえ残らない。静かな過疎の町の、夏の祭典は、例年通り、幾つ者風物詩をみせて終った。何処からどんな経路で、ありほどの観客が集まるか、信じられない夏の夜の出来事が花火大会であった。旧堤防撤去問題は地元の住民の反対で一時棚上げになっているようだ。どうなるのか分からない。しかし、新旧地傍観の桟敷席は、熊野大花火大会の魅力の一つだから、撤去反対である。


 熊野市の夏は熊野大花火大会と共に終った。そして、恵みの秋へと季節は変わる。来年の花火大会を楽しみに、再会を約束して、都会に、又、外国に向かう人々の顔が浮かぶ。来年の話をすると鬼も笑うと言うが、熊野のシンボル的な鬼は何時も笑顔だ。





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最終更新日  2010.08.18 11:46:59
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