繰り返します。北海道にIR(特にカジノ)はいりません。
自民会派まとまらず 道議会IR議論、最終局面 26日の再会合が焦点に11/26 05:00 北海道新聞 カジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)の道内誘致の是非を巡り、道議会最大会派の自民党・道民会議(53人)の議論が最終局面を迎えている。25日に開いたIR検討調査会全体会合では賛否両論が噴出。鈴木直道知事が同会派の意向を判断の前提条件とする中、26日に再び開く会合の行方に注目が集まる。 「環境影響評価(アセスメント)の結果が分かるまでは、誘致への動きを進めるべきだ」。25日の調査会で、推進派のベテラン議員が、誘致を表明して候補地の苫小牧市植苗地区周辺の環境アセスを進めるよう主張した。一方、慎重派の中堅議員は、自然環境への影響を懸念し「環境アセスの結果、IRを開業できなくなったら、IR事業者に損害賠償をする必要があるのか」と質問。道の担当者は答えられなかった。 同調査会は21日の役員会で、会派として誘致の是非の結論を出さず、知事の判断を待つ方針で一致。ところが知事は25日に、会派の意向が前提となると改めて伝えてきた。同調査会の遠藤連会長は「球を投げたら、投げ返される繰り返しだ」とこぼす。喜多龍一元議長は「知事にしろ、議会にしろ、判断する環境に至っているのか」と指摘する。 知事が決断しないのは、「IR誘致に伴う課題があまりにも多すぎ、そのリスクを知事一人で背負うには重すぎる」(道幹部)からだ。一方の自民会派は内部で賛否が分かれ、意見集約が難航。北海道新聞のアンケートで賛成派24人、反対派10人で、「分からない」と無回答が19人に達した。 同日の道議会特別委員会では、IRに関する道民対象のアンケート結果が公表された。野党会派の議員は、住民調査が他県と比べて不十分だと指摘し、「十分な意向把握ができていないのに、知事は判断をするべきではない」と訴えた。(竹中達哉、犬飼裕一)自民党の道議たちも意見が割れているようだ。よしよし、北海道の未来のために目先のお金に惑わされずに、しっかりと考えてください。候補地の近くには、ラムサール条約に登録されているウトナイ湖がある。この大切な自然環境を損なっては、北海道の価値が下がるに決まっている。今朝のテレビで、候補地には貴重な動植物が生息しているとも報道されていた。(当然でしょう)何の動物かちゃんと聞いていなかったが(多分鳥類?)、誘致推進派は巣を移動させるなんてことを言っているらしい。そんなバカな。人間の浅知恵で巣を勝手に移動させて自然保護になるわけないと私は思う。かつて、釧路湿原も網走のサンゴ草の群生地も、よかれと思って人間がいじったことでおかしくなり、その再生のためにどれだけ大変だったかを思い出してほしい。一度失った自然は、なかなか回復しないものなのです。お願いですから、鈴木知事さん、北海道の未来のための決断をしてください。北海道観光の肝は、豊かな自然環境や景観、そして安全でおいしい食べ物に尽きると思います。