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テーマ:お勧めの本(7255)
カテゴリ:ベルリン
(ベルリン終戦日記/ある女性の記録:山本浩司(訳):白水社:p54)より引用 『一九四五年四月二十五日、水曜日 もう一度思い出してみよう。午前一時ごろ、地下室から二階に上がり未亡人のソファーに倒れこんだ。急に激しい爆撃の投下がはじまり、高射砲が猛り狂う。私は様子を見ることにする。とても眠くて何もかもがどうでもいい。窓ガラスはまっぷたつに割れて、焼け焦げた異臭のする風が吹き込んでくる。』 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年11月25日 14時20分26秒
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