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カテゴリ:世界の美しい循環に貢献する
縁あって、細く長くお手伝いさせていただいている場所があります この度、そこが移転して、本日引越が一段落。お清めをさせていただきました。 スペースクリアリングです。 花とろうそくを用意し、聖水をこさえ、色の配置を直観で決め、ベルや龍笛他を並べでこの瞬間だけのために祭壇を作ります。 花のちから、火のちから、水のちから、色のちから、音のちから、それぞれに配置したもののちから・・・今回は、竹富島の星砂と柚の実、前の場所から連れてきた小さな折鶴蘭、そして吉野葛の干菓子が登場。これらは毎回変わります 今日のこの日のこの瞬間のために、私の周囲に縁あって集まったものたちです 古い家を改築した場所なので、残された古い気や、前の持ち主のエネルギーを、それらのちからを借りて、まっさらにリセットします そして、その上から、新しい住人の思いや願いを、祈りの形で届け、この場に定着させます。 ここで活躍するのは、人のイメージのちから、想像力、すなわち創造力。 言霊のちからも、です 祭壇は装置です。 この場所へ、思いをや意図を伝えるために心をこめて集中して創りあげ、終了したら破壇します。 今日、それらを片づけながらふと、チベット仏教の砂絵を思い出しました。 たくさんの僧侶が力を合わせ、色つきの砂を使って、精密なデザインの曼荼羅を祈りながら何日もかけて作り上げます。 そして最後に箒で掃いて、川に流す・・・やはり、そうしたものなのでしょう。 空間を開き、思いを伝え交歓し、その場所を閉じる。 宮古島の年に1回のお祭りでの、聖なる御嶽(うたき)がそうでした。 春に、カレンキングストン先生から学び、4回目のスペースクリアリングです。 回を重ねるごとに、こころが穏やかになっていくのを実感します。 しん・・・とする祈りの空間を感じる感覚がひらいてきたような気がします。 機会をみつけて経験をつんでいきたいと願っています。 (火の神へのおそなえものです) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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