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カテゴリ:世界の美しい循環に貢献する
宮古島での出会いのご縁があって、今生まれて育ちつつ「ある流れ」を知りました。
日々の生活の中、私たちは「暮らし」をつむぎ、重ね、ほどき、解放し、とりまとめ、時には切ったりはったり等々・・・。 それは具体的なお料理や洗濯やつくろいものだったり、または人間関係だったり、そして自分の中の過去や現在、未来とのつきあいだったりします。 日常生活は実に深く豊かでにぎやかです。 元気で明るく澄んだ心も、みにくくすさんだ心も、聖なるものや邪悪なるものもないまぜにしながら、私たちの魂はゆうるりと育っていきます。 今、自分の心の中に起こっていることは何だろう・・・それは目の前の人間関係や、社会情勢からも容易に想像出来たりします。 さて。私語りのものがたりです。 私は蚕。糸をしゅるしゅるとはき出すような自分を想像しつつ、宮古経由、私を通して発信します。続きものです この地球は美しいもので満ちあふれています。 そよ吹く風にゆれる白い花びら。そっと届く甘い香り。 空ゆく雲は糸のようにほろほろとときほぐされて、光と紡ぎ合いながら虹を生み出していきます。ゆうらりと輝くのは、七色の光る雲。 海は凪。そっと、はるか遠くから流れてくる、かそけき歌声に揺らされるゆりかごのように、おだやかにやさしくあたたかく大地を包みこむ。 色は瑠璃。深く深く、私たちの心の奥底に眠る、かつて一度も日の光が届いていない場所でひっそりと育つ丸い玉。濃い静寂の中、ただそこにある美。 あらゆる色をとかしこみ、人のあらゆる感情を浄化しながら尚、透明でありつづける母なる水。まさに地球の血液のごとく。その流れである川、滝、海、そして涙。 花がほころぶように笑う赤児。その頬のやわらかさ、目に宿る薄い青は、そのまま地球からいただいた純な魂の色。 それは鏡のように、ありのままの世界を写していく。 はち切れんばかりの命の輝き、肌の色。飛び火して瞬時に人のこころの壁をとかすそのちから。人のちから。輪になって地球を照らす。それが私たちの住む地球、美しくきれいな地球。 遠い遠い昔から。 いい伝えられてきたある物語。 それは、文字ではなく音。音というよりも音楽に近く。 ある時期、ある状況、ある風が吹いた時に封印が解ける。 その風が、そろりと吹き始めたと言う噂が届く、世紀が変わったあたりから。 この地球は、まるで奇跡のような調和をもって営まれてきたこの場は、変化の兆しを見せ始めた。それも今までにないような。 それを、危機と呼んでいい。 変化は過去のデータを超越し、日々更新し、人は何とかしようと右往左往しながら目先の現象に踊らされている。 危険、危ぶまれる状況。このままでは立ちゆかない気配。 危機は、どこから生まれたのか。 それは海の遙か彼方、遠い遠い想像も出来ない異国の片隅で、それともあの世の地獄の底で・・・いえいえ。それは、私たちの服のポケットの中から。通勤バックのケータイの着信音から。または、千年級の木々の根っこや、風鈴の音の陰から。雪国のかまくらのふくれた餅のふくらみからももれてくる。もはや止まらない。 思えば、よくできたパターンであり、よくある私たちが好む物語。 大きな危機が訪れた時に、どこからともなく現れるヒーロー、ヒロイン、正義の味方。 繰り返し繰り返し語られてつづけ、今私たちは細胞レベルで知っている。 こういう時は、待つのだ。そして、祈るのだ、と。 そういう出番を待っているものの存在を信じて。 (つづく) 追伸)これは私の個人的な思いを綴っております。客観的なものいいばかりではありませんのであしからず。現在進行形の活動は徐々に紹介させていただきます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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