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空に、大地に、風に、山に、木々に、太陽に、月に、水に、花に、生きとしいける、すべての存在に向けて、その美しさを言祝(ことほ)ぎ、感謝を伝えます。 そして、原発に、海に、風に、雨に、その土地に、人に、それぞれの中におられる神々をことほぎ、感謝します。 いつもありがとうございます。 今、京都です。地震以前から決めていた旅でしたが、無事こちらに着く事が出来ました。 朝、東京駅をバスで出発し、道中見た白く輝く富士山の美しさ、太平洋に寄せる青緑の透き通った波の輝き、浜名湖のさざ波のたおやかさが、しみじみ心にしみました。 そして、晴れ上がった青空に雲が走り、曇り、雨、琵琶湖近くでは吹雪になり、京都に着いたら天気雪…天候も楽しませてもらいました。 道中、出会うすべてに感謝し、今、活動している原発や地震を思い、祈りながら移動しました。 やることはやる。けれど必要以上に怖れることはない。 必要なのは、怖れではなく、「畏れ」です。永く当たり前にあった平穏な日々を守り、支えてくれていたことを忘れ、感謝を忘れ、伝えずにいたことに、今やっと気づかされたのでした。 何度も繰り返し来る地震に、心身とも揺すられて船酔い状態です。 始終、世界が回っているような気分で、身体を止めると、自分の内部が揺れて波打っているのが感じられます。 まるで、ゆらゆらと振りながら、魂を復活させてゆく魂振(たまふ)りの儀式のようで、地震に揺らされながら、私が、いかに固まっていたかを感じます。 身体も心も思考も視野も、ものの見方も…足元から揺らされて落ちて崩れていく。 それは、もはや自分を守るものではなく、単にこり固まってしまった「殻」なのかもしれません。 明日、奈良の三輪山に登拝して参ります。私の原点の場所です。 一歩一歩、ゆっくり歩きつつ、祈りつつ、再び世界を感じ、見つめながら登って来ます。 感謝とともに。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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