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カテゴリ:瑠璃光記
この一週間は、何だか沢山のことがあり、PCに向かう前にエネルギーが切れて、いつもバタンキューで眠りこけていました。 神社が大祭に向けての大掃除の日に、皆で一日お宮を磨き上げて、上を向きながら最後の参道の灯篭の煤払いしている時に、ふっとゴミが降ってきました。 マスクとメガネをくぐり抜けて、私の右目に入ったソレは、最初はちょっとした違和感から始まりながら、徐々にむず痒く、しかし、参道と洗面所が遠いので、掃除を終わらせてから手当てすればいいと思っていたら、10分後にはみるみる我慢ができないくらいに痒くなり、慌てて目を洗いに行った時は、右目の白目が真っ赤になっていました。 しまった~ 流れる水で、よくよく右目を洗いました。 洗いながら、イザナギさまは、右目を洗った時に月読さまを生んだのだと思いつつ、妙な気分だろうなぁと想像しつつ。そして、洗い終えて目をぬぐった手拭いに、小さなアリが這っているのを発見しました・・・ まさか。 コイツ、目の中におった訳ではないだろうなぁ・・・と思いつつ、ズキズキする目からはずっと涙があふれて止まらず、痛みもひどくなって、もうなんでもいいからとにかく今日は帰ろうと。 そして翌日眼科に行ったところ、右目が炎症をおこし、結膜炎の診断がおりました。アリもありうる、噛まれたとすれば、分泌物が出て目が腫れているのだろうとも。 いやいや・・・ 現在は眼帯もつけず、おかげさまでほぼ完治しております。 ただひとつ。怪我をした翌朝は右目が開かずに、左目だけで見た世界でしたが。 それが、何だか妙に美しく感じられたのでした。 鏡に映る自分も、です。 ぼやけているから、と言うのではなく、利き眼を閉じた時に見えた世界は、意外にわるくなかったのでした。 同僚の神主のひとりに、右目をアリに噛まれて目を洗うシュチュエーションは、とても神話的でいいと思うんだと話すと、それは単なるマヌケでないのと一蹴されました。 ふん。 右目にキズ・・・ウメにキズ、ウメニキス。梅に帰す・・・なんのこっちゃ。 今日、本屋に行ったら新刊で、ガラスの仮面が発売されていました。 三千年に一度さく梅の花、紅天女。 そういえば、金木犀が咲きました。 まとまらないまま・・・ウメニキス。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年10月06日 01時43分48秒
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