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カテゴリ:ミステリー(推理小説)
「魔女」 樋口有介 文春文庫 619円
母と姉、恋人の尻に敷かれモラトリアムな毎日を送る就職浪人中の広也は、ある日、二年前に別れた元恋人・千秋の死を知る。彼女は生きたまま焼かれた。まるで中世の魔女狩りのように。事件の謎を探るうちに広也は千秋の思いがけない素顔を知ることになり・・・・・・。せつなさと殺伐、樋口ミステリーの真骨頂。(表紙カバーより) 2008年10月、読破。 以前、ホンヤガヤマダさんが紹介されている記事を読んで初めて知った作品です。 「魔女」というタイトルは、損をしているというか、ふさわしくないように思うのですが、いかがなものでしょうか? ヒロインの みかん は、不安定なところがいいですね。他のキャラは主人公を除き、イヤなやつばっかりという印象でしたが。 さて、ミステリーとしては、登場人物が少なく、犯人となりうる人物は非常に限られているので、犯人は自然と決まってしまうのですが、動機については全く分かりませんでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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