|
カテゴリ:ミステリー(推理小説)
「向日葵の咲かない夏」 道尾秀介 新潮文庫 629円
夏休みを迎える終業式の日、先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。きい、きい。妙な音が聞こえる。S君は首を吊って死んでいた。だがその衝撃もつかの間、彼の死体は忽然と消えてしまう。一週間後、S君はあるものに姿を変えて現れた。「僕は殺されたんだ」と訴えながら。僕は妹のミカと、彼の無念を晴らすため、事件を追いはじめた。あなたの目の前に広がる、もう一つの夏休み。(表紙カバーより) 2008年11月、読破。 道尾作品は初めてです。新しいジャンルのミステリというか、ちょっと怖いですね。 ラスト3分の1を今日一気に読みました。犯人の予想は、作者にうまく騙されて読み進めていくうちに次々と変わり、結局ハズレました。謎は論理的に解決されるのですが、登場人物の不気味さと怖さでじっくりと考えることができませんでした。 ちょっと遠慮したいという気持ちもあるのですが、怖いもの見たさというか、別の作品もたぶん読むことになるような予感。 道尾秀介さんの作品は、この手のものばかり? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ミステリー(推理小説)] カテゴリの最新記事
|