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カテゴリ:ミステリー(推理小説)
「透明人間の納屋」 島田荘司 講談社ノベルス 860円
「見えないから気づかないけど、透明人間がこの街にいるんだ」 真鍋さんがそんなことをヨウイチに言った。孤独な少年である彼が、唯一心を許し尊敬する人である。その頃、近所で不可解な誘拐事件が発生する。密室状態のホテルの一室から女性が蒸発するかのようにいなくなったのだ。事件を知ったヨウイチは、あの言葉を思い出し恐怖にかられるが・・・・・・。(表紙カバーより) 2009年2月、読破。 帯の綾辻行人さんの推薦文でかなり期待を持って読み始めました。確かに面白く、感慨深い作品でした。島田荘司さんは、ホントうまい。物語に引き込まれていきます。 唯一の不満は、密室トリック。トリックに関しては、初期の作品の大トリックをこちらが追い求めすぎているのかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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