|
カテゴリ:ミステリー(推理小説)
「初恋よ、さよならのキスをしよう」 樋口有介 創元推理文庫 686円
娘と訪れたスキー場で、柚木草平は高校時代の初恋の女性・卯月実可子と二十年ぶりに出会う。以前と変わらない美貌のまま、雑貨店オーナーとして活躍していた彼女が、再会後まもなく何者かに殺害される。実可子の姪から事件の調査を依頼された柚木は、高校の同級生を順に訪ねていくが・・・・・・。事件の謎とともに、青春のほろ苦い思い出が柚木を深く悩ませる、私立探偵シリーズ第二弾。(表紙カバーより) 2009年2月、読破。 柚木草平シリーズ第二弾です。樋口作品は、探偵役の元恋人や同級生が被害者で、その被害者の妹や身内(女性)と探偵役がコンビを組んで事件の真相を解き明かすというパターンが多いのですが、この作品もまさにそのパターンです。でも毎回魅力的なヒロインが登場しますのでパターン化されても嫌にはならないですね。 登場人物が少なく、限られた中での犯人探しでミステリとしても面白かったです。中学時代の初恋の人や同級生のことを読みながら思い出していました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ミステリー(推理小説)] カテゴリの最新記事
|