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カテゴリ:ミステリー(推理小説)
「シンシテミル」 米澤穂信 文春文庫 686円
「ある人文科学的実験の被験者」になるだけで時給十一万二千円がもらえるという破格の仕事に応募した十二人の男女。とある施設に閉じ込められた彼らは、実験の内容を知り驚愕する。それはより多くの報酬を巡って参加者同士が殺し合う犯人当てゲームだった---。いま注目の俊英が放つ新感覚ミステリー登場。 2010年9月、読破。 クローズドサークルの本格物。凶器の隠し方、殺人の動機には全く気付きませんでした。脱帽。 <ガード>を含めた「暗鬼館」に関する規定が、うまくストーリーの中で活かされています。久々にわくわくした本格ミステリー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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こんにちは。
米澤作品は、古典部シリーズと小市民シリーズ、それに「犬はどこだ」しか読んでいません。この作品も気になっていたのですが、 映画の予告編、怖いですね~! とても楽しまれたようですけれど、ホラーのようなコワさ、ありませんでしたか? (2010年09月22日 22時23分18秒)
あむあむ108さんへ
>こんにちは。 >米澤作品は、古典部シリーズと小市民シリーズ、それに「犬はどこだ」しか読んでいません。この作品も気になっていたのですが、 >映画の予告編、怖いですね~! >とても楽しまれたようですけれど、ホラーのようなコワさ、ありませんでしたか? ----- ホラーのような怖さは、なかったです。古典部シリーズ、小市民シリーズとは全く違った面白さです。 (2010年09月22日 23時59分32秒) |