英雄都市のバカども 〜王女と封鎖された英雄都市〜 の続編です。
英雄都市のバカども 2
~女神と漢たちの祭り~
アサウラ
英雄都市のバカども 2 ~女神と漢たちの祭り~ ファンタジア文庫
アサウラ
発売日が平日だったので仕事帰りに書店に立ち寄るのが億劫で「この本なら売れまくって売り切れになることもなかろう」ってことで、週末に行きつけの書店に買いに行ったら予想通りに普通に棚に並んでました。
けっこう面白いんですけど、やはりアニメ化されたり大人気作家だったりの作品とは比ぶべくもないんでしょうね~。
たぶん。
舞台は1巻に続き 英雄の血を引きしバカが住む街・リキュール です。
帯には
刮目せよ!英雄都市の頂点を決める
「漢祭り」 の開催である!!!!!!
危険な地下神殿に丸腰で(≒裸)で飛び込んだ漢たちを待っていたのは
女神との出逢い!?
と書かれてます。
基本的に馬鹿ばかりの街の漢と書いてオトコと読ませる漢祭り.....
面白い予感しかしません。
そして想像どおりに祭りは馬鹿まっしぐらな内容で、むさくるしい漢たちが武器禁止の中、それぞれの獲物を手にモンスターが住み着く神殿に突入していきます。
鋼鉄より硬いバケットとかフライパンとか。
街の住人の陰謀により主人公・モルトが手にしたのは住んでるアパートの大家さんの娘であるリッツのパ○ツでした.....。それでどうやって戦うんだ?と思ったら、ある意味予想通りに装着して大活躍。街の商人たちは縁起物として来年はレプリカを売り出そうかと考える始末。
ちなみに漢祭りの衣装は褌です。
祭りの舞台の地下神殿で出逢う女神が表紙絵の女性なんですけど、エステの参考モデルですか?ってぐらいに無駄毛がまったく存在しない無毛の女神でした。
と、自分で感想を書きながらアレな内容だよなとあらためて思います。
馬鹿MAXな内容のラノベが読みたい人にはピッタリな本ではあるなと。
私はそういう明るい馬鹿な本がけっこう好物です。
他に収録されてる話もかなり馬鹿全開ですから下品なのが嫌いな人には不向きなラノベですが、そういうのに嫌悪感が無い、いやむしろ好きである!って人にはオススメな本です。
たぶん、まだ続編も出そうです。