いろんな植物が咲きはじめてますが、その中でも独特で面白いのが見るのも撮るのも好きです。
見た目にキレイなのももちろん好きなんですけどね。
フワフワと毛深いのが面白いです。
毛!って感じが良いんですよね~。
なんとなく。
こんなふうに殻から脱皮するように成長していきます。
で咲くとこうなります。
最初の写真はこれの接写です。
ネコヤナギ(猫柳)です。
ヤナギ科ヤナギ属の落葉低木。
山間部の渓流から町中の小川まで、広く川辺に自生する、ヤナギの1種である。
北海道〜九州までの河川の水辺で見られ、早春に川辺で穂の出る姿は美しいものである。
他のヤナギ類の開花よりも一足早く花を咲かせることから、春の訪れを告げる植物とみなされる。
他のヤナギ類よりも水際に生育し、株元は水に浸かるところに育つ。
根元からも枝を出し、水に浸ったところからは根を下ろして株が増える。
葉は細い楕円形でつやがない。初夏には綿毛につつまれた種子を飛ばす。
花期は3〜4月。雌雄異株で、雄株と雌株がそれぞれ雄花と雌花を咲かす。高さは3mほど。
銀白色の毛で目立つ花穂が特徴的であり、「ネコヤナギ」の和名はこれをネコの尾に見立てたことによる。花穂は生け花にもよく用いられる。
ネコヤナギの樹液はカブトムシやクワガタムシ、カナブン、スズメバチの好物である。
ネコヤナギを利用した護岸の緑化・環境保全技術が注目を集めている。
(Wikipediaより抜粋)
樹液は昆虫に好かれるようですが自宅のネコヤナギは大きく育ててないので樹液とか見た覚えがないです。カブトムシとかクワガタがゲットできるなら樹液がでるぐらいに育ててみるのも良いかも?と思えますけどスズメバチは遠慮したいので、たぶん大きくは育てないです。
うちの父親が数年前にスズメバチに刺されたのを見たことがありますが悲惨としかいいようのない状態になります。頭を刺されたのに毒が強くて顔面まで腫れて凄いことになってました。
私は子供の頃からカブトムシやクワガタを捕りに山によく行ってましたが、まだ刺されたことがないです。背後から迫ってくると重低音の ブ~~~ン って羽音が聞こえます。
けっこうな迫力ですオオスズメバチって。
見た目もサイズも。
それと自宅にはもう一種類似たような植物があります。
色違いって見た目です。
そしてこれも毛深いです。
普通のネコヤナギと同じような成長のしかたです。
そして同じように咲きます。
こんなふうに。
アカメヤナギ(赤芽柳)です。
フリソデヤナギ(振袖柳)って名前でも呼ばれてるようです。
そっちのほうがなんだか雅ですよね。
ネコヤナギとヤマネコヤナギの交配種らしいです。
赤い色が派手でネコヤナギよりも思いっきり目立ちます。
しかし名前の由来はちょっと微妙です。
江戸時代の明暦の大火(振袖火事)のときに発見されたから命名されたらしいです。
明暦3年1月18日(1657年3月2日)から1月20日(3月4日)にかけて、当時の江戸の大半を焼失するに至った大火災。振袖火事・丸山火事とも呼ばれる。
この明暦の火災による被害は延焼面積・死者共に江戸時代最大で、江戸の三大火の筆頭としても挙げられる。外堀以内のほぼ全域、天守閣を含む江戸城や多数の大名屋敷、市街地の大半を焼失した。死者は諸説あるが3万から10万人と記録されている。徳川家綱のときに起きたこの大火以後、江戸城天守は再建されなかった。
火災としては東京大空襲、関東大震災などの戦禍・震災を除けば、日本史上最大のものである。日本ではこれを、ロンドン大火、ローマ大火と並ぶ世界三大大火の一つに数えることもある。
(Wikipediaより抜粋)
振袖って名前だけ聞いたら雅やかですけど、その理由を知ったらまた違った印象を受けます。
江戸時代って火事が多かったんですよね。
時代劇や映画や時代小説なんかでよく目にします。
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