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テーマ:今日のカンボジアって?(524)
カテゴリ:カンボジアでの生活
朝から農園に行ってきた。
プノンペンは晴れていたがやはり畑は今日も雨。 本日の最高気温が25度、最低気温は18度、湿度90%。 涼しいせいなのか、湿度が多くてもあまりべとべとと感じない。 花の時期が終わりそろそろ小さい実がつきはじめてきた。 この位の実(直径4~4.5ミリ)をカンボジアでは生で、イカや肉と一緒に入れて炒めて食する。 爽やかな香りと、ほのかな辛味、また、皮が薄いので食べたときのプチプチ実がつぶれる歯ごたえがいい。 しかし、9月から10月頃までが限度で、それ以降大きくなると辛味とえぐみがきつくなり、生では少し食べられない。 今の季節以外にも食べれるように、酢漬けにしたり塩漬けにしたりして保存する。 畑の人たちと、酢漬けにする際使う酢について何の酢が美味しいのかと尋ねたところ、「蟻酢」か「椰子酢」だということ。 「椰子」は、椰子の花の蜜から造ったお酒が売っているくらいだからお酢があっても不思議じゃないけど「蟻」?? そう虫の「蟻」から酢が作れるそうです。 まず、カンボジアでは「アンクロ」と呼ばれている少し大きくて噛まれるとっても痛くて、木にたむろしている赤いありを集めます。 その蟻を水に漬けてさっと洗い、水を変えて鍋でぐつぐつと煮る。 味の調整は塩のみ。 すると、その煮汁が酸っぱくなり、お酢が出来上がる。 「蟻酸」という、酸味が蟻から煮出されてきたものである。 とっても気味が悪いが甘酸っぱいくて、どちらかといえば美味しいといえる。 自然食には間違いないのだけど、体に良いのかどうかは、今のところ不明。 とにもかくにも、9月1日から10月まで、プノンペン「KURATA PEPPER」にて、生胡椒を販売します。 是非お立ち寄りください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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