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テーマ:今日のカンボジアって?(524)
カテゴリ:旅行・海外情報
カンボジアにあるオールジャパンのプラットフォーム「ENJJ」は、2004年より発足し、2008年より商工会も加盟し、大使館(Embassy)、NGO、国際協力機構(JICA)、カンボジア日本人商工会(JBAC)のそれぞれの頭文字をとって名付けられ、その中で、農業農村開発分科会、教育分科会、人権GG分科会の各分科会に分かれてそれぞれに関係する各団体の活動・調査報告などをメインに会が催されている。
本日は、人権グッドガバナンス分科会が行われた。 JICAの専門家による「カンボジアにおける人身取引法の施行状況」とカンボジアのNGOでインターンをしている大学院生による「土地問題の現状について」と題して発表していただいた。 人身取引法の整備に関しては、日本以上に整備されているらしいが、それでもなお海外へ流出する労働搾取や相変わらず国内にはびこる性的搾取は、ジェンダー規範ゆえに被害者としての認定や支援が困難であるとのことでした。 土地問題は、2006年に弊社の農場も抱えた問題であるが、2010年になった今でもまだカンボジアの各地に色濃く残っているようで今回例に挙げられた地域の地元の人々はかなり苦しんでいるようでした。 弊社の農場のある村とその周辺地域は、大使館やJICAの助言も頂き、2008年に何とか解決を見たのだが、そういう例は得意まれな例であるようでした。 特に即効力のある解決策を見出すとかは難しいとは思いますが、それぞれの問題点を理解しながら、カンボジアでの活動を今後も続けていかなければならないとしみじみと実感いたしました。 発表していただいた両名の方、ありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Aug 21, 2010 06:19:16 AM
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