テーマ:★お盆休みの過ごし方★(40)
カテゴリ:イベント
昨日、「夢あんどんと夕涼み」に行ってきました。これは市民手作りの行燈を、古河城のお堀に浮かべたり、道々に灯すものです…と言うと古河にお城なんてあったっけ?と言われてしまうかもしれません。事実、本丸を含むほとんどの部分は、明治・大正時代に取り壊され、渡良瀬川の河川敷や土手に埋もれてしまいました。ただ、出城(諏訪郭)と堀の跡だけは、古河歴史博物館・文学館として整備されているのです。
今年は、東日本大震災の影響で、古河名物の花火大会や夏祭りなどが中止になってしまいましたが、こんな年だからこそ、このイベントだけは開催してほしいと思っていました。ですから、開かれて本当によかった、と思います。行燈は雨に弱いというのに、夕方から雨を呼びそうな風が吹いて冷や冷やしましたが、少しモヤがかったものの、まんまるお月様も顔を出してくれて、ホッとしました。 行燈には、古河の名物や、季節の風物、自分の好きなキャラクターなど、思い思いのものが描かれていますが、今回は、可愛らしい動物に、ハートに響くような言葉が添えられたものが文学館前の「夢あんどん動物園」としてまとめられていて、とても癒されました。その館内では、紙芝居が演じられました。海と魚にまつわる楽しいお話が全部で7話。途中、桃太郎の歌に合わせて、みんなで体操もしました。 また、お堀のほとりでは、オカリナコンサートが行われ、「ふるさと」や「見上げてごらん夜の星を」などの素朴な旋律が、行燈に囲まれた幻想的な空間に花を添えていました。今日は、隣接する鷹見泉石記念館でブラックパネルシアターと、文学館で蓄音機によるSPレコードコンサートが行われています。歴史博物館や文学館は夕涼みに集まった人たちに開放され、ダブル、トリプルの楽しみとなりました。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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