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カテゴリ:音声
このところ音声方面に興味がある。フラフラとあちこち見て回っているうちに、hirax.net::君の歌は僕の歌::(2002.09.08) を見つける。
半年ほど前というのは、このブログが書かれたのが 2002年9月だから 2002年3月あたりの話か。WinAmp + Pacemaker でそういうことが簡単にできちゃうのね。で、早速 WinAmp とプラグインの Pacemaker をダウンロードして試してみる。Pitch を変えてやると聞き慣れた曲がまったく別人のものになる。おもしろい。 使い方は Pacemakerプラグイン あたり参照。
というページがある。 というのはさておき本題の「色っぽい声の分析」。これも同じサイトのエントリにある。hirax.net::「色っぽい声」の秘密::(2000.06.24)。おぉ、8年前のブログだ。この中で色っぽい声の分析がされている。この声 (wav) (大きい音で再生するとびっくりするので注意)を使って、音声波形を見たり、フォルマント を見たりして、まじめに?分析している。そして、
というところにたどり着く。 ところが、これに英語の母音のフォルマントを重ねてみてみると、
とくる。 日本人はどうして英語が苦手な人が多いか。その一つには、英語の発音が日本語では使っていない音を使っていることにあるのだろう。例えば「r」と「l」が苦手とかもね。とりあえず V を逆さにした発音記号で表される「あ」の音に慣れたければ、男性の場合は彼女か奥さんに色っぽい声をたくさん出してもらって聞き慣れるようにしたらよいし(そういう人がいなければ AV 見るとか)、女性の場合は色っぽい声をたくさん出せばそれだけで発声の練習になるわけだ。なんてことは信じてはいけない。 ちなみに、残念ながら、記事の最後にある
という予定は残念ながら果たされなかったようだが。 このサイトを見てみると、おもしろいエントリがたくさんある。hirax.net::みんなで一緒に「なんでやねん。」::(2000.05.06) とか、hirax.net::恐怖!「心霊」を見つけ出すソフトウェア::(2006.07.30) なんておもしろいものも作っていらっしゃる。 で、まあ、音声工学系の勉強しようとしたらフーリエ解析がどうのとか、隠れマルコフモデルがどうのとか、ケプストラム分析がどうのとか、いきなりそういうもの見ていると文系人間は疲れてしまう。ということで、興味を現実と結びつけることによって保ちながらテンションを保ってみるわけであった。ちなみにケプストラム分析 っていうのは、spectrum のアナグラムからできた言葉なのね。ケフレンシ(quefrency)は、周波数(frequency)のアナグラム、窓掛け(リフタリング(liftering)は、フィルタリング(filtering)のアナグラム)らしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.01.25 04:56:37
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