埋もれ火のアンソロジー

カセットテープ

今も、最初に手にしたカセットテープはもっている。

ナショナルのラジカセを買ったのがいつだったか忘れたが

姪浜の藤本下宿では録音していた記憶があるから１９７４年前後のことだろう。

お金がなかった大学時代だったから

カセットも西新ニチイで１本１００円とかいう

安いカセットテープを買っていた。

TDKとかマクセルとかが幅をきかせていたと記憶している。

俺の最初のカセットテープ

ウィキペディアにはカセットテープの歴史など書いていない。

磁気がどうのこうのと構造的なことしか書かれていない。

懐かしのカセットのHPにしてくれてる嬉しいのもあったが

歴史が見えてこない！

せめて、誰が（なんという会社が）、西暦何年に作ったくらい

簡単にわかるものだと思ってタカをくくっていたら大間違いだ。

続・身近な歴史シリーズ、最初からつまづいちゃった。

わからないことにいつまでもくよくよ時間をさくわけにはいかないのだ。




それにしても

上のカセットテープの写真をさがすために

過去の「埋もれ火のアンソロジー」を読んでいたわけなんだが

実におもしろい。

自分で好きなことを書いているからおもしろくて当たり前なのだが

文章も写真も実にいい！

自分のブログを振り返ることがないから

いつか振り返る時間が欲しくなった・・・



カセットテープの歴史を調べる中での発見だな。

ま、こんな感じで進めるしかない。

誰か、詳しい人がいるはずさ。




ところで、ソニーのウオークマンが爆発的に売れたときの主流派

まだカセットテープだったよね。



で、関係ないけどさ、

数年前、長崎の８・９原爆式典に参加したとき

（確か、総理は小泉だった）

音響のテントのところで音響設備を見学していたら

ぜんぶカセットテープなんだよね。

カセットって縦にしても斜めに向けても横にしても

まわりが振動していても音が正常に出てるけど

今のCDなどは敏感すぎてすぐ音が飛んだり、切れたりするから

まだまだカセットテープの世界は終わっていないと感じた。

写真に撮ってきてたんだが・・・

どこにあるかわからない。



僕の最初のカセットテープに録音しているのがこれなんだ！

だから捨てられなかったというわけなんだ。

これ聴いて！