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テーマ:学校という場所(43)
カテゴリ:仕事
などという能天気なタイトルとは裏腹な深刻な事態。
2学期末である。 この時期、漢字は30字ほど、カタカナはたぶんカリキュラムにもよるが 学校によっては全部、少なくとも半分ぐらいは既習というところだろうか。 算数は20までの数の繰上り繰下がりが終わり、完成している時期。 ロボット氏のクラスで、カタカナがほとんど書けない子が6人いることが判明した。 漢字がほとんど書けない子が7人、ひらがなも半分以上書けない子が少なくとも2人。 教科書の音読が拾い読み、という子が5人(一部メンバー重複)。 やややややばい。 クラスが崩壊しているだけならまだしも(ぜんぜん良くはないが)、学力まで 他のクラスと明らかな差がついてしまっているのは拙くないか。 他のクラスはポテンシャルこそロボット氏のクラスより下であっても、 上記のような学習上の問題を抱えている子は、何らかの障害の可能性がある子を除けば 最大でもほぼクラスの1割程度という状況である。 なのにロボット氏のクラスは子供たちのポテンシャル自体は高いのにこの状況。 こうなってしまうと、問題はほぼ担任の力量によるところが大きいと言わざるを得ない。 ロボット氏もできない子を把握していない訳ではないようだが、その子たちへの対処を 全く考えていなかったというのが問題である。 確かに面倒な話ではあるが、今やらずにどうする、放っておけないだろうということで 独断でカタカナの書けない子達を指名し、休み時間にカタカナの指導をした。 ロボット氏の補佐は嫌だが、こういう子を相手にするのならいくらでもやる。 「あの子たちどんな様子でした?」と自分が本来見るべき子供たちの様子を とうとう最後まで訊ねることもなく、PCに向かって黙々とキーボードを打つロボット氏。 そういう人だとはもう重々分かってはいても、 「自分のクラスの子なんだからきっちり最後まで学力をつける責任はわしにやらせず 自分で取れや」とつい胸倉掴みたくなる。いかんいかん、穏やかに穏やかに。 それにしても、非常勤が勝手に教材作って指導していいのだろうか。 厳密に言えば、本当は職務内容をとっくに超えているから実はヤバいんだろうなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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