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2014年08月28日
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カテゴリ:2014夏

 東京でデング熱感染のニュースを聞いた。心配である。

デング熱は蚊によって媒介される熱帯病で、ワクチンはない。

 ついに東京は熱帯化したか・・・

 アニメ「風立ちぬ」のなかで、怪しいドイツ人、カストルプさんが軽井沢のことを

「暑くない、モスキートいない、クレソンうまい」と褒め讃えていたが、軽井沢だって

そんなに涼しいわけではなく、暑い時は暑いし、今の軽井沢には蚊もいる。

しかし、昔の軽井沢の、ある一角、ちょうど万平ホテルのあるあたりから

ハッピーバレーといわれる、幸福の谷のあたりは蚊がいなかったと聞く。

 軽井沢に蚊がいないなんて、嘘だって皆いっているのだが。

 一方、北海道には蚊がいないと思っている人がいるらしいが、とんでもない。

シベリアのような寒い場所でも特大の蚊がいるのだ、今だってそうだが

開拓時代の北海道には蚊がいて、しかもそれはマラリアを媒介する蚊であり

開拓に関わった人々を大いに苦しめたそうだ。

 一方、庭で花作りをしている私の課題は無料の水の確保である。

なので庭の、屋根の水が落ちるところに大きな貯水タンクを置いて、

花にはその水をやることにしていたが、毎年頭を悩ませていたのはそれが

ボウフラだらけになってしまうということだった。手っ取り早いのは農薬だが

これは全然、長続きせず入れたときしか効かない。仕方なく、目の細かい網で

毎日水をすくって、ボウフラを捨てていた。ある年、タガメの仲間のマツモムシ、

みたいなのが住みついてくれて、その年はボウフラ掬いはしないで済んだけど

翌年は彼らはどこかに行ってしまって戻ってこず、またボウフラは際限もなく湧いた。

 今年のボウフラは特にひどく、すくってもすくってもおびただしいボウフラが

わきだしてくるので、新しい方法を考案、試みることにした。

 まず一匹七十円の金魚を五匹買ってきて、放流してみたが一向に効果はなく、

どうやら金魚はボウフラを食べないらしい。

 次にボウフラには銅が効くというので 庭にあった銅の洗面器を放り込んだ。

金魚たちは「わーい」といって洗面器の下に潜り込んだ。これもすぐには

効果は出ず、次に何をしようかと考えを巡らせて翌朝、行ってみると細かい泡が

水の表面に浮いていた。これは何だ? 電気分解した水素か酸素か? それとも

二酸化炭素か・・・ボウフラはまだいたのでこれをすくってすてて、

金魚には役たたずどもめ、とののしったが待てよ、なんだか金魚は一回り大きく・・・

 次の日にもまたボウフラを掬ったが湧き出してくる小さいボウフラが、全然

でてこない。翌日も・・・よく見ていると、金魚はふわふわと水面に浮いてきて

何か食べてる。それから水に浮いている虫のアシをチョンチョンとついばむ。

 結論から先だがドブンと入れた洗面器の銅イオンは蚊の虫卵の孵化を完全に阻止し、

金魚はそれと新たに産み付けられる卵を餌にしているということだ。

これらの二重効果によって、我が家のボウフラはいなくなり蚊は激減、ついでに

ブヨのようなのもいなくなった。今のところ銅は金魚には無害で、植物もすくすくと

育っている。

 このことから昔の軽井沢に蚊がいない場所があったということも、条件さえ

揃えば可能なので、けっして嘘ではないということを認識した。

DSC01366.JPG

 これはハッカクという魚である。港でやってる朝市に行くと綺麗にさばいてくれて

刺身で食べることができる。あまりにも見事な包丁さばきに感動してアラをもらい、

しばらく家で眺めていた。まったく、水中の生物というのは、陸上からは想像もできない、

とんでもない動きをしているに違いないのだ・・・












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最終更新日  2014年08月28日 21時25分45秒
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