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テーマ:ふと思い出したこと(247)
カテゴリ:日記
現在ドラッグストアで働いている私ですが、
ずっと前から気になっていたことがあります。 ウチの店舗は交通機関が隣接しているため、酔い止め薬が めっちゃ売れます。 特に、子供用がよく売れるんですよ。 私、小さいころは凄く乗り物しやすい子供でした。 特に車が苦手でした。 親に車に乗せられて遠出すれば、ほぼ高確率で気持ち悪くなって 吐いていたし、学校の遠足でバスに乗った時も汚物袋が手放せませんでした。 しんどかったし凄く恥ずかしいんですよね。 大人になるまでそんな感じで、18歳くらいの時に温泉バスツアーに行った時も 行きのバスが辛すぎて、帰りは自腹で電車で帰ったこともあります。 私、今でもラジオを聞くと気持ち悪くなるんですよ。 たぶん理由はいつも車で出かける時、父がラジオを流していたから、 ラジオ=酔う、というイメージがトラウマになってるんだと思います。 そんな私が酔い止め薬の存在を知ったのは、大人になってからです。 今、多くのお客様が子供にと酔い止め薬を買っていくので、 私が小さい時は酔い止め薬があまり一般的じゃなかったのかな?と 思っていました。 しかし、先日ふと旦那との会話で、旦那も小さいころ酔いやすかったようで いつも酔い止め薬を飲んでいたって言うんです。 旦那と私は同い年です。 今は6錠入りが500円くらいで販売してますが、もしかして昔は高価だったのかな? と思って初めて母に聞いてみたんですよ。 すると、「薬が勿体なくて節約してたんちゃう?」って言うんです。 「今は1錠100円くらいだけど、昔はもっと高かったの?」聞いたら 「1錠100円!高いやん!値段はそれくらいやったんちゃう」と。 なんだか、それを聞いて凄く悲しくなってしまいました。 私が小さい頃は父もいたし、比較的裕福な家庭で育ったんですよね。 今でもトラウマになるほど乗り物酔いで辛かったのに、買って欲しかったなあ… 私が吐いてるのは何度も母も父も見てるのに、なんで1錠100円程度のものを 買ってくれなかったんだろう。 ウチの妹は、子供が2人いるんですが、けっこう過保護です。 だから、自分の母からの愛情と自分が子供に与える愛情の差で、よく愚痴っています。 そして、私の知人の男性の話ですが、その方も子供が2人います。 自分があまり裕福な家庭ではなかったらしく、その分子供にしてあげたい!と色々しています。 休みの日は遊びに連れて行き、欲しいものは買い与え、コミュニケーションを取り 率先して家事をしたり、家族行事も大切にしているらしいです。 でも、ふと子供に嫉妬してしまうらしいんですよ。 自分はこんなことして貰ってないのにって。 自分がしたくて子供にしているのに、嫉妬するなんておかしいよねって笑ってましたけど。 なんだか、大人になったら親の偉大さや感謝の気持ちが大きくなる分、 ちょっと理不尽な気持ちになってしまうこともありますよね。 私は子供がいないので、親の立場での考え方はわかりませんし、 今まで母の愛情を疑ったことはなかったんですが、今回は結構ダメージ受けてます。 乗り物酔いが辛い子は、酔い止めを飲んで欲しいな…と思います ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.01.25 20:30:14
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