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浦島にきーたin Italy

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ねこ級@ 2014年 あけまして おめでおとうございます かなり前にイタリアの綺麗な景色をこの ブ…
カーサン4452@ 。゚+.謹賀新年゚+.゚(○゚∀゚)(○。_。)ペコッ お元気ですか~? 今年もよろしくお願いい…
lovetoknit@ Re[1]:あわれだよ、ここまで無知だと・・・・(05/28) 逃亡者38号さん♪ おにーさま、病の床か…
逃亡者38号@ Re:あわれだよ、ここまで無知だと・・・・(05/28) 少々 情報を。 フィリピン人は その知…
lovetoknit@ Re[1]:あわれだよ、ここまで無知だと・・・・(05/28) satomama8799さん♪ おっしゃるとおりです…
satomama8799@ Re:あわれだよ、ここまで無知だと・・・・(05/28) 後進国ゆえの、無知・無教養・思想・思考…
lovetoknit@ Re[1]:あわれだよ、ここまで無知だと・・・・(05/28) カーサン4452さん♪ なんだかね、次元を超…
カーサン4452@ Re:あわれだよ、ここまで無知だと・・・・(05/28) もう、こうやって外国人をサポートしよう…
lovetoknit@ Re[1]:真夜中の嵐(05/12) satomama8799さん♪ 登山は楽しかったです…

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Jan 17, 2009
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カテゴリ:イタリア生活





昨日、仕事の後、カテリーナおばさんの自宅へ訪問した。



去年9月に定年退職した、あのお局様だ。



なんでまた、そんな所へ・・・・

と思うだろう。  そう、私もそう思う。




事の始まりは、10月に行われたカテリーナおばさんの

定年退職祝いの晩餐会。



私がデジカメを持参し、いろいろ写真を撮ったため、

やっぱり主賓のおばさんにCDをあげないわけにはいかないだろう、

という事だった。




晩餐会が土曜日で、月曜日にはCDに焼いて職場へ持って行き

みんなでそれを見ながら大笑いして、個人的に写真を印刷したい人には

CDの貸し出しもして、社内ではそれで済んだ。




しかし、いつかはカテリーナおばさんにCDをあげなきゃなぁ・・・

とは思っていた。




そして10月末にイタオヤの手術。

11月には職場で部が閉鎖されるなどの心配事、ストレス。

そして12月に入ってすぐに、イタオヤの手術。




そんな風に、本当にあっという間に数ヶ月が過ぎてしまったのだ。



風の噂によると、このCDを見たある同僚が村の郵便局で

カテリーナおばさんを見かけ、


「あら、元気そうね。 CD見たわよ~~

晩餐会楽しかったようね~~」


と余計な事を言い、そこでカテリーナおばさんは

そのCDがすぐにでも欲しくなったのだ。





さて、12月23日、クリスマス直前に電話が鳴った。


カテリーナおばさんからだった。


普通の挨拶が済み、クリスマスの事を少し話し、その後おばさんは

こう言った。


「同じ村に住んでいるんだもの、たまには遊びに来てちょうだい。

いろいろお話を聞きたいし~~」


感のいい私(?)は、これはCDの催促だなとすぐにわかった。




そうだ、どっちにしろもう言い訳もできないし、CDは手元にある。


というわけで、長いクリスマス休暇の間に、仲良しのマリーさんと

マーラちゃんで一緒に訪問しますね、と約束した。




クリスマスが終わった後、マリーさんに電話してプランを立てる。

しかしながら、みんなの予定が合わなくて、結局新年が明けてからにする。




新年が明けてから、また電話でやり取りをし、結局仕事始めの週に

行くことになった。



ところがその仕事始めの週に、また大雪。

そんなこんなで、のびのびの延期になってしまったのだ。





そして昨日、もう言い訳もできない状態まで延期した時点で

3人で行って来た。




カテリーナおばさんは、村の古い地域に住んでいる。

しかし古い建物を2年前に建て直し、とてもモダンなこざっぱりした

家に住んでいた。




そこでおばさんは、私達にチョコレートマッフィンとコカコーラを

ふるまい、その後でカーニバルに食べる揚げ菓子まで出してきた。




コカコーラは2リットルのペットボトルだったが、

地下から持って来るとき階段で落とし、そのままキッチンに入ってきて

ボトルを開けた。



そしたらまるで噴水のようにコカコーラは噴出し、あたり一面

コーラだらけになった。



そんなハプニングもあったが、職場の噂話をして2時間が過ぎた。




カテリーナおばさんは、元気そうだったが


「仕事がないと、役立たずのような感じがするの。」


などと愚痴っていた。



私たちは、


「今は冬で寒いし、退職したばかりだから落ち込んだりするのは

わかるけれど、おばさんは健康だし、こんな素敵な家もあるし

とてもラッキーだと思う。

こんな不況の中、もう仕事の心配もないんだし。」


と励ました。




その後でおばさんの甥っ子、マキシミリアーノが奥さんとやってきた。




この2人はおばさんの立て直した家の2階に住んでいる。

2世帯住宅っぽい造りらしい。



晩餐会の時にも同席していたので、顔なじみだ。




大笑いしてしまったのは、おばさんが職場の事を根掘り葉掘り

質問していた時、甥っ子が、


「おばさん、もう関係ないだろう、いい加減にしろ!!」


と何度もおばさんにお説教していたことだ。



それでもまたしばらくすると、おばさんがいろいろと質問するので、

また甥っ子に叱られていた。





そんな感じで話は盛り上がり、どうなる事かと心配だった

この訪問、無事に終えることができた。




訪問するにあたって、ちょっと困った事があった。


10日くらい前に、マリーさんが


「せっかくだから、お菓子の包みを持っていこうか?」


と提案し、マーラちゃんも私も賛成した。



そして訪問前の木曜日、マリーさんがこう言った。


「この前のお菓子のほかに、昨日香りのいいキャンドルも

買っちゃった。 これも手土産に持っていこう。」



お菓子は7ユーロで、それを3人で割り勘にする予定だった。


でもキャンドル???

そこまでする??



そう思った私はこう言った。


「マリー、私達はもともとCDを届けにいって、ちょっとお茶する

くらいの予定なのよ。

お菓子はともかく、キャンドルまでって、おばさんの誕生日じゃ

あるまいし。」



とちょっと冗談めかしに言ったのだが、マリーさんは


「イヤならキャンドルは私が払うから。

勝手に私が決めた事だし。」


とちょっと気を悪くしてしまったようだった。



マリーさんは一人っ子で、いつも勝手にしたい放題なところがある。


それでもとてもいい人なので、友達なのだが

時々誰かがチクンと言わないと、勝手に他人を巻き込んで

自分で決めてしまうところがある。



マーラちゃんは後で文句を言うくせに、よっぽどの事がない限り

面と向かって言わない性格。



そういうわけで、今回は私がマリーさんにそんな風にチクリと

注意したのだった。



普通、私達が同僚とか友達の家に行く時は、お茶を飲むくらいなら

ほとんど手土産は持たない。



大抵は招待する側がコーヒーとクッキーなどを用意して

いるのが当たり前だからだ。



でもランチに呼ばれたり、晩餐に呼ばれたりする時は別。

必ず何か手土産を持参する。




「お菓子を持っていくことに決めたんだよ。」


とイタオヤに言った時、


「わざわざそんな事しなくても。

でもマリーさんはそういうのが好きだからなぁ・・・」

とイタオヤはコメント。



今回ちょっと気まずかったので、このキャンドルの件があった日、

家に帰ってからちょっとイタオヤに聞いてみた。

私の態度が良くなかったかと、ちょっと心配になったのだ。



「にきーた、たかがおばさんの所へお茶に行くくらいで

そんな大げさにお土産を持たなくてもいいよ。

おばさんがかえって気を使うよ。

もともとはCDを届けるために行くんだろう。

CDで充分なのに、君たちは・・・・・(ーー;)」




結局昨日はマリーさんが買ってきたお菓子のみを

手土産にして、私はCDを持参した。





どうなる事かと思ったこの訪問、無事に終えることが出来て

ホッとした。



しかしドドドドドドドーーーーっと疲れたのは言うまでもない。ぺんぎん














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Last updated  Jan 19, 2009 03:46:23 AM
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独断。。。   ステップマザー さん
言わなきゃというより言ってあげなきゃ解からない人っているのよ。
実はオカンも昔からその気があって・・・
バランスよく考えられないのよ。
ただ友達に恵まれてたから、いろんな考えや都合があることを学んだわ。
言われた時はショックを受けるけど腹が立つというより
自分を責めちゃうのよ、ああ~、自分よがりだったってね。
そこで自己分析するワケよ。
相手や周囲の為と思ったけど、自己満足だったなってね。

「永く良い付き合いをしたいから言うけどいいかな?」
って断ってからクレーム?を付けると変な空気にならないわよ。
あと説明不足も誤解の元。
「貴女の優しさは解かるけど、元々CDを届けにいくだけなのに色々持って行くと、これから誰かを訪ねるのが負担になっていかない?」
てな具合に疑問系にして、その場で解決するのが一番気持いい。
まっ、あくまでもオカンの経験談ですけどね(^^ゞ

カテリーナおばさんの未練はヒシヒシと・・・
健康で生活の心配が無いならボランティア活動すりゃいいのにね。
老人宅やホームに行ったらマシンガントークも大歓迎されるのに
甥っ子のイライラする気持もよく解かるわ(^◇^)
(Jan 19, 2009 07:47:44 AM)

おつかれさま   ピカイックン さん
在職中に仕切ってたからか?なんでも聞きたがるのね。
カテリーナおばさんじゃなくても、お年寄りってそうだよね。
毎日お年寄り見てるからわかるわヾ(≧▽≦)ノギャハハ☆
うっかりしゃべったら「にきーたやマリーから聞いた」なんてことになるわ、恐ろしくて言えんねえ。

私ね、子供が中学を卒業したあとで、中学の様子を聞いただけで
「あんたの子供は卒業したんだから関係ないでしょ」って言われたわ。
わが子の母校でお世話になった先生とか通い慣れた学校の様子について聞いただけでも、人によって受け止め方はいろいろよね!
悪く受け止める人はとことん悪く受けとめるので、うっかり話題にもできないわ。

マリーさんの独断癖は「一人っ子」で育ったからというのは偏見だと思います。
長女で兄弟の中で仕切る立場だった人や、末っ子で何でも言うことを聞いてもらえた人でも集団の中でも独断をする人はいるからです。
私は一人っ子だけど、そういう場合のキャンドルは、黙って別に持って行くかな。
「これは私個人から」って言えばいいもんね。
でも、そういうのを「ぬけがけ」って言う人もいるから、面倒なのよね。

でも、結果おばさんには喜んでもらえたようで、何よりだったね。
ほんとお疲れ様でした!
(Jan 19, 2009 01:23:21 PM)

Re:カテリーナおばさんのお宅を訪問する(-_-;)(01/17)   エスタビエン さん
カテリーナおばさんの為というより、お年寄りを一人楽しませた人助けだと思えば気持ちいいじゃない?

マーラちゃんって、イタリア人のくせに(ステレオタイプですが)遠慮深いって言うか、変に気兼ねして後から文句を言うタイプ、日本人に多いですね。

表では良い顔して裏でああだこうだと騒ぐ輩は昔から大っ嫌いなんですが、社会に出てみると言えない事や言っちゃいけない事が分かっているだけ、まだマシかなと思います。
若い人の、自己中で常識外れが多いのには呆れる事しばしばですから。

でもニキータさん、偉い!
人に忠告するって、なかなか難しいですもの。
マリーさんも、きっと後になって反省したと思いますよ。


(Jan 19, 2009 02:24:24 PM)

Re:カテリーナおばさんのお宅を訪問する(-_-;)(01/17)   またパスタ さん
イタリア人ゴシップ好きですよねえ。
誰でもすきなのかもしれないけど、イタリア人は特に好きなような気がする。
特にイタリア人女性には異常なほど詮索好きがいるので、たまに知らなきゃ良かったと思うようなヒドイ話まで私にしてくるので、迷惑と感じる時すらあります。
まあ、小さな村とかだとゴシップが生甲斐の人もいるので、普段の行動に気をつけないと翌日は町を歩けなくなるかもしれない。
気をつけなきゃ(笑) (Jan 19, 2009 08:09:38 PM)

Re:独断。。。(01/17)   lovetoknit さん
ステップマザーさん♪

オカンもマリーさんタイプなんですね~(^◇^)
マリーさんは突っ走る傾向がありますが、後でぐちぐち言わないすっきりしたタイプです。
だから気が合うのよ。

オカンのコメント、2度読み返したわ。
わたくしごとですが、結構勝手に決めたり、これでいいんだ~~って思うことがあるんですが、イタオヤにいつも注意されてます。グループの事ではなく、家庭での事ね。

自分だけのことならともかく、2人のこともそうなので。 でも困っちゃうのは、2人の事はイタオヤの意見を聞いてから・・・という態度に努めようとすると、「勝手に決めてくれ。」っていうことも何度か。
(ーー;)

そこらへんが難しい~~~!!!
でも言ってくれる人がいて、助かる事も何度もあるわ~~

カテリーナおばさん、未練たらたら・・・
外出したり、旅行したりするタイプじゃないので
何度も家の掃除をしたりするそうです。

やっぱり趣味がないと、老後は恐ろしいなと思いました。

(Jan 20, 2009 01:34:43 AM)

Re:おつかれさま(01/17)   lovetoknit さん
ピカイックンさん♪

そうそう、いろんな事を聞かれて、下手に余計な事でも言おうものなら後で「にきーたがこういってたよ。」って言われそうなの。
そういう事に関する記憶は鋭いようで・・・・

昔関係していた職場とか、学校関係の事って懐かしさや親しみをこめて最近はどう?という感じで聞くのに、相手にとっては「またただの噂好き。」って思われることもあるようです。
そこがなかなか難しい。

カテリーナおばさんは、自分のいた部をはるかに通り越して、関係ない部の話にまでくちばしをつっこんでましたわ・・・で、甥っ子にお説教されて・・・・

独断癖は一人っ子とは関係がない??
ピカさんの説明を読んで、納得しました。
考えてみれば、マリーさんのご両親は80歳を超えていて、お父さまは他界されたし、お母様と伯父様と暮らしているの。

お母様はマリーさんに完全に頼りきっているから、やっぱりそういうところから独断で・・・
というのが出てきているのかも。
(Jan 20, 2009 01:46:12 AM)

Re[1]:カテリーナおばさんのお宅を訪問する(-_-;)(01/17)   lovetoknit さん
エスタビエンさん♪

マーラちゃんのタイプ、そういえば日本人にもこういうタイプ多いですか?
私の住むピエモンテ州には、こういうタイプがてんこ盛りです。
イタリア内でもピエモンテの人間は、「愛想がいいけど、あれは見せかけだから気をつけろ。」っていう風に言われているそうです。(^◇^)

私がここに住み始めた時、イタオヤにすぐに教えてもらった事のひとつなの。
でも住み慣れてしまえば、案外自分の性格にあってたりして・・・・

南部の方の気さくな開けっぴろげな感じ、イタリアに来た初期の頃、ああいうのがうらやましかったけれど、南部の方から来た同僚と働く事になって、ウザイなそういうの・・・・って思うようになりました。

私って一体・・・・・(ーー;)

(Jan 20, 2009 01:51:31 AM)

Re[1]:カテリーナおばさんのお宅を訪問する(-_-;)(01/17)   lovetoknit さん
またパスタさん♪


>特にイタリア人女性には異常なほど詮索好きがいるので、たまに知らなきゃ良かったと思うようなヒドイ話まで私にしてくるので、迷惑と感じる時すらあります。



これ、あるね~~~(ーー;)
本人は親切+欲求を満たすつもりでやってるんでしょうけど、どーでもいい事をウダウダと・・・って思ってしまいます。

私の住んでいる村もゴシップが生きがいの人、沢山いると思います。
特にやばいのは肉屋とタバカイオ、あとパン屋ね。
この3件、というか村のお店は薬局、郵便屋以外利用してません。

村に住む、名前も知らないおばさんとかおじさんが、私の家族構成や職場まで知ってるっていうのは、はっきり言って気味が悪いです。(-_-;)

(Jan 20, 2009 01:56:13 AM)


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