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浦島にきーたin Italy

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ねこ級@ 2014年 あけまして おめでおとうございます かなり前にイタリアの綺麗な景色をこの ブ…
カーサン4452@ 。゚+.謹賀新年゚+.゚(○゚∀゚)(○。_。)ペコッ お元気ですか~? 今年もよろしくお願いい…
lovetoknit@ Re[1]:あわれだよ、ここまで無知だと・・・・(05/28) 逃亡者38号さん♪ おにーさま、病の床か…
逃亡者38号@ Re:あわれだよ、ここまで無知だと・・・・(05/28) 少々 情報を。 フィリピン人は その知…
lovetoknit@ Re[1]:あわれだよ、ここまで無知だと・・・・(05/28) satomama8799さん♪ おっしゃるとおりです…
satomama8799@ Re:あわれだよ、ここまで無知だと・・・・(05/28) 後進国ゆえの、無知・無教養・思想・思考…
lovetoknit@ Re[1]:あわれだよ、ここまで無知だと・・・・(05/28) カーサン4452さん♪ なんだかね、次元を超…
カーサン4452@ Re:あわれだよ、ここまで無知だと・・・・(05/28) もう、こうやって外国人をサポートしよう…
lovetoknit@ Re[1]:真夜中の嵐(05/12) satomama8799さん♪ 登山は楽しかったです…

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Mar 30, 2009
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テーマ:海外生活(7789)
カテゴリ:イタリア生活






これは10日くらい前に起きたことなので、ちょっと古ネタなんだけれど、

やっぱり書いておこうと思うので、書いてみます。





クネオ市内に時計のバンドを修理しに行った日のこと。

平日の朝9時半に市内に着く。


車は無料の駐車場に駐車したかったけれど、満杯。


久しぶりに地下にある、有料の駐車場を利用した。





この地下駐車場は評判が良くない。


私がここに住み始めて早13年。

その前からあったようなのだが、クネオの市民は路上の駐車が

お好みのようで、どうも流行らない。


満杯になるのは火曜日の朝と金曜日の朝、青空市場がある時くらい。



夏は暑い日差しを避けることができるし、

雨の降る日は濡れたまま車に乗らなくてもいいので

私としては地下の駐車場というのは結構好きだ。


エレベーターもあるから地下6階でも苦痛じゃない。





さて、この日はほとんどガラガラの6階に駐車する。

ここは1時間0.50ユーロ。


街の真ん中にあるのに、路上に比べて半分くらいの値段だ。


駐車場に入る時チケットを取り、帰りに自動販売機で清算する。




時計屋で時計をあずけ、10分くらいかかると言われたので

久しぶりに近くのブティックに入ってみることにする。

10分のつもりが、試着をしているうちに50分くらいねばってしまった。


そこで春用のウインドブレーカーを買って気分はウキウキ。

調子に乗って、フォカッチャまで買ってしまう。




時計をみると、既に11時前!!

そろそろ帰宅しなきゃ、と時計屋に戻る。


時計屋に戻るのには、地下駐車場の入り口付近を通るのだけれど、

ちょっと雰囲気が変だった。




というのも、この日は20℃くらいあったせいか、その付近に

25~30歳くらいの若者達が5人くらいたむろしていた。

そして大声で歌を歌ったりしている。

もしかして飲んでるのかな?っていう感じの雰囲気。


週末の夕方ならまだしも、平日の朝11時。


普通は学校に行ってるとか、仕事している時間ではないだろうか?





イヤだなぁ・・・・

と思いながらも近くを通って時計屋に向かう。



その途中で1人の男が私に向かって、呼びかけるように何か言ってた。



・・・・・・・・・・・(ーー;)



無視して時計屋に急ぐ。



歩きながらドキドキしてきた。



変な連中に間違いない。




時計屋で時計を受け取った後、すぐにでも帰りたいのだが車は地下にある。




ということは、またあの人達の近くを通って、地下に降りるという事??







             ダメ~~~!!!


                 それは絶対にダメだ!!!






と警告 スピーカが頭の中でガンガン鳴る。



時計屋に入りながらドキドキして、とても落ち着かなかった。

時計屋のおばさんに、地下までエスコートしてもらおうかと思ったくらいだ。


地下駐車場には入り口が2つあって、一つはこの若者の近く。

もう1つは反対側にある。


時計屋を出た段階で、遠回りだがグルリと周ってこの反対側に

行って見る事にした。


もし見られたら、入るのをやめて大通りに出てしまえばいい。


この後仕事があったので、私としても本当はこんな事で

時間のロスをしたくなかったのだが、背に腹は変えられぬ。




入り口に近つ゛くと、若者達の声がまだ聞こえた。

死角になっているので、私は見えない。




走るように階段を下りる。


そしてエレベーターを待つ。




2台あるエレベーターは、いつも必ず1つは入り口でスタンバイしている

というのに、今日に限って他の階で止まっているようだった。



待っていると、配達の中年のおじさんがやってきた。


何となくこれで1人というわけではないので、心強くなる。




すると、上の方から、

「チャオ、それじゃまたな。」

みたいな挨拶が聞こえた。




そして若者1人が階段を下りてきて、私の横に立った。




・・・・・・・この人、もしかしてあのグループのメンバー???




その時エレベーターも来て、仕方なく3人で乗る。


配達のオジサンは地下3階で降り、私とこの若者は地下6階。




見たところ、普通の若者のようだ。

みなりも普通にさっぱりしているし。



しかし油断はできない。



最近イタリアで起きているレイプや暴力事件は、

犯人が結構いいとこのボンボンだったりするからだ。



外国人に対する敵視、暇つぶしに暴力をふるってウサ晴らし、

なんてちょくちょくある事件なのだ。



まだドキドキしていた私は、配達のおじさんが降りた地下3階に

トイレと書いてあるのをみて、

「あれ、トイレもあるの。」

とつぶやきながら、おじさんと降りた。




そしてその後、階段につながるドアを開け、走るように駆け下りる。




私の車に飛び乗って、急いで駐車場から出る。



家についてもドキドキしていた。



昼ごはんを食べながら、イタオヤにこの事を報告する。


「あの地下の駐車場はオレもきらいなんだ。

ガードが一応いるけど、いないようなものだし、安全とはいいきれない。

市民がほとんど利用しない理由はこれなんだ。

いつもガラガラだから、料金は地上より安くしてあるけどね。

次回からは、何が何でも地上の駐車場にするんだな。

そういうところでは、人目につくから事件は起こりにくいだろうし。」





職場でマーラちゃんに報告する。


「あああっっ、にきーた、あの駐車場は私も嫌い。薄気味悪いわよ。 

 確かに夏は涼しくて便利だけど、ガードもしっかりしてないし、

ひったくりにあったり、暴力にあったり、いろいろな危険性があるわ。

行っちゃだめよぉ~~」





そして、いい年した若者が平日の朝11時にたむろしているなんて、

やっぱり不況で自宅待機、または解雇された人達かもしれないし、

ただ単にドラッグをやってるような輩かもしれないし、

とにかく、気をつけるにこしたことはない。


と話は発展した。



クネオはミラノやローマのような都会ではない。


ここに住んで初めてクネオで、日中に 怖い思いをした。



住みつ゛らくなったものだと思う。涙ぽろり









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Last updated  Mar 31, 2009 05:17:25 AM
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