全て
| カテゴリ未分類
| セラミック化
| 補給食
| ツールドフランスで活躍した機材
| マイマイのアイテム
| 走行履歴
| マイマイの欲しいアイテム
| 気になる2012モデル
| サイクルモード2011
| Project One
| ロードバイク・カスタマイズ
| F1 ストーブリーグ2012
| ツール・ド・フランス
| マイマイセレクト
| シクロワイアード
| Di2取り付け記録
| FP1 105換装
| 2012 F1
| 2012 ジロ・デ・イタリア
| ヒルクライム
| 2012 ツール・ド・フランス
| サイクルモード2012
カテゴリ:マイマイセレクト
言わずと知れたイタリアの名門ブランド ピナレロが2012年モデルとして発表したROKH(ロク)は、
振動吸収性能を高めたドグマKの弟分として発表されたニューマシン。今回はそのミドルグレー ドのSUVマシンとも言える「ロク」へとフォーカスを当てる。 常にトップチームへとマシンを供給し、そこから得たデータをマシン開発に充てることで、ピュア レーシングブランドたる地位を確立したピナレロ。そのイタリアンブランドが、振動吸収性に着目 したマシンをリリースしたのは2010年のこと。 石畳や悪路に代表される「北のクラシック」に向けて、供給チームの選手の要望を具現化したの がKOBH(コブ)60.1だ(現在はドグマKに名称変更)。コブは快適性をもたらす趣向が凝らされながら、 ドグマと同様のテクノロジーや、最高級カーボンマテリアルを採用することで 「振動吸収の良い マシン=レースに向かない」というイメージを覆したハイエンドレーシングSUVマシンと言っていい だろう。 複雑な形状を見せるヘッドチューブ(左) ロクのために設計されたONDAフォーク(中央) 1-1/8 、 1-1/2サイズのベアリングを装備する(右) 一方でエントリー/ミドルユーザーにも手の届きやすい魅力的なマシンを生み出すピナレロは、 その振動吸収性に代表されるテクノロジーをハイエンドマシンのみに留めなかった。そして開 発が進められ、2012年モデルとして披露されたのが、今回インプレッションを行うROKH (ロク)である。 ドグマKがパリ~ルーべのような荒れた石畳の上を時として50km/hものスピードで駆ける レーサーのために開発されたマシンならば、ロクはその優れたテクノロジーをフィードバック させ、アマチュアライダーが長く遠い距離を楽しんで走ることができるよう開発された マシンだ。 フレームを強化するためのリブが設けられる(左) アシンメトリックシステムのロゴが奢られる(右) 下側に湾曲するCentury Rideシートステー(左) 弓なりのトップチューブは振動吸収性を狙って の工作(右) また、ピナレロが提唱する左右非対称設計の「アシンメトリック」がこのロクにも奢られる。 右側に位置する駆動系のため、フレーム右側へボリュームを持たせるデザインは非常に理に かなったもの。これによってペダリング時にかかる荷重の均等化だけでなく、フレーム左側の ボリュームを落とすことで軽量化にも繋がるのである。 ヨーロッパの石畳に代表されるような悪路をも走破するため、28cのタイヤも装着が可能だ。 整備性を第一に踏まえ、ケーブル/ワイヤー類ははリアブレーキケーブルのみトップチューブ 内側を通り、シートポストはノーマル形状となる。フレームサイズが8種類ラインナップされる のも、この価格帯のバイクとしては貴重と言ってよいだろう。ダウンチューブに配されるロゴも 左右で異なるものが配置され、アシンメトリックデザインを意識したものとなっている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012/05/15 08:10:09 AM
[マイマイセレクト] カテゴリの最新記事
|