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2012/05/15
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カテゴリ:マイマイセレクト
言わずと知れたイタリアの名門ブランド ピナレロが2012年モデルとして発表したROKH(ロク)は、

振動吸収性能を高めたドグマKの弟分として発表されたニューマシン。今回はそのミドルグレー

ドのSUVマシンとも言える「ロク」
へとフォーカスを当てる。

  • impre_pinarello_rokh01.jpg


常にトップチームへとマシンを供給し、そこから得たデータをマシン開発に充てることで、ピュア

レーシングブランドたる地位を確立したピナレロ。そのイタリアンブランドが、振動吸収性に着目

したマシンをリリースしたのは2010年のこと。

石畳や悪路に代表される「北のクラシック」に向けて、供給チームの選手の要望を具現化したの

がKOBH(コブ)60.1だ(現在はドグマKに名称変更)。コブは快適性をもたらす趣向が凝らされながら、

ドグマと同様のテクノロジーや、最高級カーボンマテリアルを採用することで 「振動吸収の良い

マシン=レースに向かない」というイメージを覆したハイエンドレーシングSUVマシンと言っていい

だろう。

  • impre_pinarello_rokh03.jpg impre_pinarello_rokh04.jpg impre_pinarello_rokh05.jpg


  • 複雑な形状を見せるヘッドチューブ(左) ロクのために設計されたONDAフォーク(中央) 1-1/8 、

    1-1/2サイズのベアリングを装備する(右)


    一方でエントリー/ミドルユーザーにも手の届きやすい魅力的なマシンを生み出すピナレロは、

    その振動吸収性に代表されるテクノロジーをハイエンドマシンのみに留めなかった。そして開

    発が進められ、2012年モデルとして披露されたのが、今回インプレッションを行うROKH

    (ロク)である


    ドグマKがパリ~ルーべのような荒れた石畳の上を時として50km/hものスピードで駆ける

    レーサーのために開発されたマシンならば、ロクはその優れたテクノロジーをフィードバック

    させ、アマチュアライダーが長く遠い距離を楽しんで走ることができるよう開発された

    マシンだ。


    impre_pinarello_rokh06.jpg impre_pinarello_rokh07.jpg

    フレームを強化するためのリブが設けられる(左) アシンメトリックシステムのロゴが奢られる(右)

    impre_pinarello_rokh08.jpg impre_pinarello_rokh09.jpg

    下側に湾曲するCentury Rideシートステー(左) 弓なりのトップチューブは振動吸収性を狙って

    の工作(右)


    また、ピナレロが提唱する左右非対称設計の「アシンメトリック」がこのロクにも奢られる。

    右側に位置する駆動系のため、フレーム右側へボリュームを持たせるデザインは非常に理に

    かなったもの。これによってペダリング時にかかる荷重の均等化だけでなく、フレーム左側の

    ボリュームを落とすことで軽量化
    にも繋がるのである。

    ヨーロッパの石畳に代表されるような悪路をも走破するため、28cのタイヤも装着が可能だ。

    整備性を第一に踏まえ、ケーブル/ワイヤー類ははリアブレーキケーブルのみトップチューブ

    内側を通り、シートポストはノーマル形状となる。フレームサイズが8種類ラインナップされる

    のも、この価格帯のバイクとしては貴重と言ってよいだろう。ダウンチューブに配されるロゴも

    左右で異なるものが配置され、アシンメトリックデザインを意識したものとなっている。





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最終更新日  2012/05/15 08:10:09 AM



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