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牧内直哉≧仁楽斎の「フリートークは人生の切り売り」

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2009年05月31日
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カテゴリ:映画
先日、リニューアルされたTOHOシネマズ高岡に行ってきました。

同じ場所なんだけど、売店の配置や配色などが変わり、
天井も高くなっているので、全体的に広く&明るくなった印象ですグッド

で、観てきた映画がコチラ↓


『重力ピエロ』
(5/23~:TOHOシネマズ高岡)
公式サイト:http://jyuryoku-p.com/

今のところ、番組では紹介する機会を逸してますね雫
本当はもっと早く観たかったんですけど…。

舞台は仙台。大学院で遺伝子の研究をしている兄・泉水と、
高校を出て街の落書きを消して回っている弟の春。
母親は既に亡くしているが、優しい父に見守られて、
それぞれに少しクセは感じるものの、何も問題はなさそうな家族。

だと思ったら、弟の出生に関しては悲しい過去があり…。
春は母親がレイプされて生まれたのでした。

高校生の時から微妙な(?)正義感を持っている春は、
仙台市内で続く連続放火事件の現場と、
自分が消してきた落書きの場所が重なっていることに気付き、
兄を誘って調査を始めます。何となく付き合っている感じの泉水。

が、泉水は落書きの文字が遺伝子の文字列とリンクしていることを発見…。

この物語は衝撃の真実を楽しむものではありません。
ぶっちゃけ、最初から怪しい奴は怪しいのです。

結末は僕の倫理観とは相容れないものでした。
しかし、「本当にそれでいいのか?」と兄弟に投げかけつつも、
この鑑賞後の爽やかさは何なのだろうか!?…という思いも同時に。

多分、僕の倫理観通りの結末になっていたら、
物語としてはとてもつまらないものになっていたような気もするのです。

兄弟の子供の頃のシーンが何度も出てきます。
泉水も春もどこから連れてきたのか、
はたまた、どうやって化けさせたのかと思うほどに、
「こりゃ大きくなったら加瀬亮さんと岡田将生さんだわ!!」という子役たち。

に加えて、加瀬さんが未だに学生の役なのはまだしも、
ちょっとだけとはいえ、高校生の役まで出来てしまうという驚異びっくり
1974年生まれですよ。

遺伝子を放火犯のメッセージとして利用しただけでなく、
親子とは?家族とは?血の繋がりとは何なのだろう?
「不幸にして生まれた命」ってあるんだろうか?などという、
テーマみたいなものに絡めていく、その上手さに惹かれていきました。

そして、決して暗く深みには落としていかない全体的な爽やかさが素敵きらきら
原作とは少し違う設定だそうですが、それは僕には関係ありませんのでOK

ところで、レイプ犯だった(刑は終えている)男が、
「俺は今まで反省なんかしたことない」みたいな事を言ってました。
悪い奴だな~と思いつつ、その感覚がちょっと羨ましかったりして…。

僕なんか、不必要に反省していることが多いですからね…あっかんべー





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最終更新日  2009年05月31日 11時02分10秒
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