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牧内直哉≧仁楽斎の「フリートークは人生の切り売り」

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2009年06月26日
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カテゴリ:映画
『ハルフウェイ』
(6/20~7/3:フォルツァ総曲輪)
公式サイト:http://halfway-movie.jp/

これはまだ上映してます。といってもあと1週間ですが…雫
『プラスティック・シティ』は女性客が多くて、
『ハルフウェイ』は僕よりも年上の男性が結構いらしてました。

高校3年生の女の子ヒロは、イケメン同級生のシュウにずっと片想い。
彼が近づいてきただけで卒倒しちゃうぐらいに彼のことが好き赤ハート
ある日、ヒロは告白を決意して、シュウの帰り道を待ち構えていると、
なんとびっくりシュウの方から「付き合って下さい」と言われちゃった。

シュウはヒロが自分のことを好きなのを偶然にも知ってしまったんです。
で、その姿も見てしまっているので、彼も彼女のことが好きになっちゃった。
だから彼の方から告白した…と僕は解釈しております。

そんなシチュエーションでも、男の子でも、告白するのは勇気がいるんですよ。
例え“YES”の答が返ってくるだろうと、ほぼ確信に近いものがあっても。

ところが、ヒロはシュウの告白にすぐに「YES」とは答えませんでした。
「いや、突然そんなこと言われても困っちゃうな…」て言うんです。

「え!?

まぁ、シュウはそうなりますよね。

この映画、そういう映画でした。

そうは言っても、ヒロはシュウのことが好きだから2人は付き合うことに。
2人のキュートなラブラブシーンダブルハートのご馳走様感といったら、
もう「勝手にやってくれ!!」と何度も言いたくなりますよ。

そこは北川悦吏子さんの脚本・演出(初監督)の上手さと、
北乃きいちゃんと岡田将生クンの容姿と演技力だと思います。
僕らがやったら怒りを買います。2人だからOKOKなんです。

他のシーンもそうですが、脚本は役者の感性でどんどん変わり、
声も役者らしい発声ではない。それが自然な会話の空気を作り出す。
だから、余計に羨ましく思える…。結局、僕は羨ましいのか…。

しかし、2人は高校3年生でした。
地元北海道での進学を考えているヒロに、
シュウは自分は早稲田に行きたいと言い出せません。

そのことを知ったヒロは…。

僕なんかもう大人(オッサン)の目線で観ちゃってるから、
女が理由で志望校を変えるなんてありえないNGと思ってるけど、
高校生の時に観たらどんな風に感じるんでしょうね。

まぁ、僕は中学高校と男子校だったんだけど…泣き笑い

ヒロはね、男目線で一面的に観たら面倒くさい女ですよ。
でも、僕も似たような経験(しかも、いい大人になってから)がありまして、
女というのは概ねそういう生き物なのかもしれません。

わがままや怒り、たわいもない嫌がらせなどは、
全て「彼のことが好き」という理由に基づいているのですよね。

でも、男はそれを理解できないのですよ。
で、女の中には「男がそれを理解できない」ことを理解できないか、
理解できても我慢できない人が多いんですよ。多分、多分ねウィンク

物語自体は全然特別じゃないのにありきたりでもなくて、心地よくリアル。
こういう想いって、本当は大人になっても持ち続けるから…てことなのかな。

人生、生きてる間は「ハルフウェイ」だもんね。

ただ、映画全体の空気感はどっぷり岩井俊二さん(プロデューサー)ワールド。
何も知らずに予告編を観たときに「これは…」と思ったらやっぱり!!
大沢たかおさんが出てるシーンなんて、『花とアリス』を思い出しました。
舞台は小樽。『Love Letter』と同じだ。

あ~でも、この世界、僕は好きだから良いですOK





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最終更新日  2009年06月26日 15時45分11秒
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