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牧内直哉≧仁楽斎の「フリートークは人生の切り売り」

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2009年08月19日
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カテゴリ:映画
※FMとやま『シネマの細道』 2009/8/19放送分紹介作品(1)


『ホッタラケの島 遥と魔法の鏡』
(8/22~:TOHOシネマズファボーレ富山、TOHOシネマズ高岡)
公式サイト:http://www.hottarake.jp/index.html

子供の頃は大事にしていたのに、
いつの間にかどこにあるのかも忘れてしまった物って、
誰にでも一つや二つあるものです。もちろん、僕にもあります。
「ある」ということは覚えていて、それが何だったのか忘れるくらいに…雫

主人公の女子高生・遥にとっては、お母さんの形見の手鏡がそうだった。
お父さんと2人きりの生活に窮屈さを感じていた遥が、
子供の頃に遊んでいた田舎の神社に行くと、
不思議な狐が捨てられたおもちゃの飛行機をせっせと運んでる。
その狐を追ってどんどん行くと、迷い込んだ先は「ホッタラケの島」だった。

ホッタラケの島は人間たちが「ホッタラケ」にしたもので作られている。
それでも立派な街が出来上がっているということは、
いかに人間がいろいろと勿体ないことをしているかということ。
狐を追っていくうちに、遥はかつては自分のものだったぬいぐるみと再会。
そして、「そうだ、お母さんの手鏡は?」と、今さらながらに気付くのだが…。

予告編を観た段階では、
「物は大事にしないといけませんよ」という単純な物語なのかな?
それなら遥は手鏡を取り戻さない方がいい、クセになるから…。
などと、冷たいことを思っていました。
「今度は大事にする」なんて言っても、そんなのはアテになりませんからねNG

でも、そんな単純なものではありませんでした。
ものを大事にするということには、その向こう側に大切な意味があるんです。
それはここでは書けませんOK映画館でお確かめ下さい。

とても忘れがちな、でも温かい世界を描いています。
ぬいぐるみのシーンでは、おじさん、またちょっとウルッときました涙ぽろり

ホッタラケの島は国家として物を生産する能力がないので、
人間たちがホッタラケにしたものを拾って街を作っているという設定です。

実際、現実世界にもこういう国があって、だから生産を学ぼうとする国や、
なぜか核兵器だけはちゃんと作って他国から脅し取ろうとする国や…。
まぁ、いろいろな国がありますあっかんべー

これは観た後、数日経ってから気がついたのですが、
ホッタラケの島の男爵は金●日的発想のキャラクターと言えるかも…ひらめき
そうやって考えると、男爵の存在も最初は単純だなと思っていましたが、
実は興味深い設定だったりする訳です。

ただ、アニメーションがフルCGなのは僕の趣味にはあいません。
ホッタラケの島は綺麗でいいのですが、人間の表情がゲームっぽくて、
アニメらしいかわいらしさに欠けているように思うのです。
これはあくまでも僕の趣味です。慣れの問題もあるのかもしれません。

一方で、遥の声を担当した綾瀬はるかさんは、
知らずに観たら顔が浮かんでこなかったであろう声優としての味を感じました。
去年は『僕の彼女はサイボーグ』『ICHI』『ハッピーフライト』など、
今年は名作『おっぱいバレー』もあったし、映画界でも大活躍ですねきらきら





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最終更新日  2009年08月19日 22時37分36秒
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