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牧内直哉≧仁楽斎の「フリートークは人生の切り売り」

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2009年08月19日
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カテゴリ:映画
※FMとやま『シネマの細道』 2009/8/19放送分紹介作品(2)


『96時間』
(8/22~:TOHOシネマズファボーレ富山、TOHOシネマズ高岡)
公式サイト:http://movies.foxjapan.com/96hours/

『24』の4日版でもなければ、昔の映画『48時間』とも関係ありません。
以前、田島アナが上映時間が93分であることを発見し、
「どうせなら96分にすればいいのに」なんてことも言っていたのですが…。

原題は『96時間』ではなく『TAKEN』だったことが後で分かりましたひらめき

アメリカ政府組織の秘密工作員だったブライアン・ミルズは、
今は引退してひっそりと生活している。
夫の危険な仕事に耐えらない妻レノーアに離婚され、
最愛の娘キムとも引き離されたブライアンは、
今さらながら娘のそばで彼女を守りながら生きることを決めていたのだ。

キムは旅行先のパリでアルバニア系の人身売買マフィアに誘拐されてしまう。
これまでの事例によれば、誘拐後96時間で被害者救出は不可能になる。
ブライアンは娘を救出するため単身パリに乗り込んだが…。

キムはパリに旅行する際、ブライアンに許可証のサインをもらいに来ました。
アメリカってこういうものが必要なんですね。日本でもそうなんですかね?
最初は「まだ17歳だから」とサインを拒否していたブライアンでしたが…。

とにかく、彼の娘への溺愛ぶりというか、心配の仕方は半端じゃありません。
でも、父親ってこういうものですよ。というか、自分もこうありたいと思います。
まぁ、僕には娘もいなけりゃ、その前の段階もないのですが…あっかんべー雫

ということで、誘拐や人身売買はもちろん犯罪で「悪」なのですが、
パリに乗り込んでからのブライアンの行動は「正義」ではありませんでした。
彼は娘を救うためなら、いかなる邪魔者も消し去る覚悟があります。
その邪魔者が実際の犯罪者であろうとなかろうとですショック

勧善懲悪などという安っぽい対決図式は存在しないのです。
ここは僕の中では意外と心地良かったです。

カーチェイスがメインではないのですが、
それも含めたアクションシーンのカメラワークが上手くて興奮します。
細かくアップやカットを繰り返し(言葉では表現しづらい…雫)て、
スピード感や迫力を倍増させていたように思います。

脚本は主人公に都合よく、無茶なところもあるのですが、
テンポが良くてツッコミを入れる隙もなく、楽しんで観ていられましたグッド

実際にこういう事件はありそうです。いや、あるのでしょう。
それを考えると、少女たちが麻薬漬けで売春させられたり、
殺されたり売られたりしているシーンには目を覆いたくなります。
また、華やかなイメージばかりがありますが、
パリの街の裏の部分もリアルに描かれていて、観ていて怖くなります。

でも、それよりも、リュック・ベッソンが脚本・製作を担当した、
いかにも彼の世界を感じさせる展開の強引さを楽しむ方が勝っていました。

それにしても、パリは危険だから駄目!!と言っていた父親は、
娘があっちの世界(ここでは秘密マル秘)に行くのはOKなのかしら?
僕はあの世界も相当恐ろしいところだと思うのだけど…あっかんべー





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最終更新日  2009年08月20日 00時17分12秒
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