1191119 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

牧内直哉≧仁楽斎の「フリートークは人生の切り売り」

牧内直哉≧仁楽斎の「フリートークは人生の切り売り」

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

フリーページ

カレンダー

カテゴリ

2009年09月09日
XML
カテゴリ:映画
※FMとやま『シネマの細道』 2009/9/9放送分紹介作品(2)


『キラー・ヴァージンロード』
(9/12~:TOHOシネマズファボーレ東宝、TOHOシネマズ高岡)
公式サイト:http://www.kvr-movie.com/index.html

25歳のOL沼尻ひろ子は、幼い頃からドジで何をやってもビリッケツで
「どん尻ビリ子」というあだ名までつけられていたが、
職場のお局様や同僚を差し置いて、お金持ちのイケメンと結婚することにベル

ところが、結婚式の前日に、
それまで住んでいたアパートの大家さんを誤って殺してしまうショック

両親のいないひろ子を独りで育ててくれた祖父は余命いくばくもなく、
どうしても花嫁姿を見せたいと思ったひろ子は、
大家さんの死体を式が終わるまで隠そうと決め、いつしか富士の樹海に…富士山

事故なんだから、すぐに警察に通報して救急車を呼べばいいのに。
まぁ、大家さんには「ある秘密」があって、
ひょっとしたら、ひろ子が犯人にされちゃうかもしれないけど雫
ただ、彼女はそこまで考えて行動した訳ではないんですよ。

樹海には小林福子という女がいた。
男に恋して(尽くして?)は捨てられる失恋…の繰り返しで、
「自分は誰からも必要されてない=死ぬしかない」と自殺を何度も試みるが、
ある意味「アンブレイカブル」な女である彼女は、なかなか死ぬことができない。

ひろ子に出会った小林は、
「その死体の処理を手伝ってあげるから、そのお礼に私を殺して」と頼んだ。

無茶苦茶ですねうっしっし
その後はロードアクションムービーとして展開していきます。
その展開も、とにかく無茶苦茶!!

でも、同じように「ハチャメチャ」を売りにした現在上映中の韓国映画より、
この日本映画の方が僕は100倍楽しめましたちょき

しかも、予告編でイメージしていたより、本編の方が面白かったです。
…というのは、予告編では見せられない細かい演出が楽しめたから。

オープニングでひろ子とお局が対峙して話しています。
設定としてはノンリアルですが、こういうのって演劇的で僕はちょっと好きOK
唐突に必然性のないミュージカルシーンがあったり、
(たいていミュージカルはそうですがあっかんべー
ひろ子の表情が変わっていく映像もアイデアが面白いなと思いました。

ひろ子役の上野樹里さんは本当はもっと幅の広い女優さんだと思いますが、
今回に関しては普段の印象通りで、それはそれで良かったです。
北村一輝さん、小出恵介さん、中尾明慶さん、寺脇康文さんらも、
元から「くせ者」なので、それぞれハマリ役だったと思います。

そんな中でインパクト最大だったのは木村佳乃さん。

ひろ子を見下して話してるけど嫌な感じが全くしない。
ナンセンスな台詞をまともなテンションで言う。
『誰も守ってくれない』でも思いましたが、必要以上に色っぽくてイイ女。
だから、男に捨てられるのは何故?とも思いますが、
まぁ、そういう役だということで…。

岸谷五朗さんの初監督作品。
少し演出が丁寧すぎるかな…とは思うところはありましたが、
難しく考えないで楽しく観ましょうようっしっしという映画も好きですよ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009年09月09日 21時29分11秒
コメント(2) | コメントを書く
[映画] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.