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テーマ:海外生活(7779)
カテゴリ:arte
アルゼンチン北部のトゥクマン州。日本では意外と御馴染みであったりします。「母を訪ねて三千里」マルコがお母さんを訪ねて旅した、その行き先がトゥクマンでした。ジェノバ→リオデジャネイロ→ブエノスアイレス→バイアブランカ→ブエノスアイレス→ロサリオ→コルドバ...そして最終地点トゥクマンへの旅。正直トゥクマン州を実際、旅したことはないのですが..常に通過していました。丁度、様々な行き先の乗り換え地点にあたるのです。アルゼンチンでの旅は毎回、目的=仕事を通じての旅ばかり..(楽しむ気楽な旅はしたことがないかも..)その目的にあたるフェスティバルで出会った友人マリオ。彼はトゥクマン出身です。 そして公演にゲストできてくれる親しいダンサーSergio Loboもトゥクマン出身。チャランゴの巨匠、師匠のハイメトーレス氏の実は出身はトゥクマン。なんと最近撮影した女優のEdda Diazさんも実はトゥクマン出身。気がつけば周りはトゥクマンだらけ。
今日、近々そのトゥクマン州文化施設で行う公演の打ち合わせをおこなってきたのですが、展示されていたトゥクマンのアーティストの作品に惚れこんでしまいました。ミクロの世界..ミステリアスでどこか懐かしい、見方によって様々な印象を楽しめるオブジェで作家は Mane Guantay さん。タイトルは Historias Minimas (ささいな物語)最近、見たCarlos Solin 映画監督の御馴染みの映画と同じタイトル。20点近くの作品が飾られていたのですがドレモ必見でした。木枠の中に紙粘土でしょうか起伏を沿え、デザインでも遠近感が演出されていて..様々な人形が埋め込まれているのですが、ふとドクロがぶらさがっていたり..常に生と死、喜びと悲しみ..など相反する心模様が詰め込まれていて..作家の複雑な心の内を思いながら久しぶりにジックリ作品を楽しみました。 今日の最後はマリオのレコーディング見学。凄い作品が生まれそうです。写真を担当できて本当に光栄でした。22日の共演も楽しみです。今日、様々な手続きにひとくぐりついたので明日からイヨイヨ、リハに入れそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.09.06 15:28:02
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