|
カテゴリ:地球
メキシコはココ数日、雨が降り続いています。ここ数カ月、全く降らなかったのですが一度降り始めると続く雨。屋上は水浸しになるので鳥さん達が心配・・ 屋上には御馴染みカモさんパンチョとポンチョ、そして大家さんが何処かから連れてきたニワトリ達が12羽滞在しています。
そんな鳥さん達の心配ばかりしている今日この頃、、 大家さんは面白い人なのですが、やや無責任で突然、旅に出かけて帰ってこなかったり、、以前、一緒に暮らしていた動物の話を聞いても、猫、犬、インコ、、みな大家さんに忘れられ死んでしまったり、いなくなったり etc 大家さんは笑い話として話していますが、後程よく考えると自分勝手な行動の犠牲としか思えない。 そして今日は突然「ニワトリの卵を割ってしまうのでカモを殺す」と言うので激怒。赤ちゃんの時から部屋で預かり我が子のように育てたものとして、その発言は許せません。今日は思い切り大家さんに忠告、私のアマリの剣幕に大家さんはビックリしたのか、急にひっくりかえって祈りを捧げ泣き始めました。「おばかをお許しください、私は教養のない人間です」、、そこに心配して走ってきたのはパンチョとポンチョ。 先日の大ニワトリ「王様」が亡くなった時と同じ、、パンチョとポンチョは本当に賢く性格の良い立派なカモさんなのです。これで大家さんは気が付いたようです。とはいえスグ忘れるので油断はできませんが・・ ニワトリ12羽のうち、3羽はミニサイズで他の大型に襲われ怪我をしたこともあって、狭い小屋の中にいました。陽の当たらない小屋で、ストレスがたまり、小屋の掃除も行き届いていなかったことから、特に可愛かった黄色のポールが亡くなり、そしてトサカの立派なジョンも病気でうつ伏したままの状態に、、。最期が近いジョンを籠ごと部屋に連れてきて、暖かくして良い音楽をかけ続けました。よりよい最期の一時の演出、、ジョンの妻、ヨーコはピッタリ寄り添い、身体を起こしてあげたり、懸命の介護を行う姿に涙・・。 夜11時半頃でしょうか、、ものすごい羽ばたきの音が聞こえてきて、先日の王様と同じく亡くなる直前の爆発的エネルギーの放出、、そのままバタリと息を引き取りました。最期をみとること2回目・・ヨーコの呆然として悲しんでいる様子を見ている方が辛い。 命の大切さを目の当たりにする出来事、、東北大震災より6年の日々が経過しました。「忘れないように」とのコメントが並ぶTwitter、Facebook、、当日がきて「忘れないように」ということは当日以外は忘れている、だからこその「忘れないように」 毎週東北を訪れ、出来る全てを行なっている方々、そんな方々の事を考える1日。なにか出来ることはないか今後のことも含めて検討する一日。 愛知ボランティアセンター https://twitter.com/aichiborasen 皆さん、ありがとうございます。帰国したらまた参加させてください。 佐野まり http://www.facebook.com/danzacharango お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.03.12 20:06:26
コメント(0) | コメントを書く
[地球] カテゴリの最新記事
|