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テーマ:今日の出来事(287506)
カテゴリ:メキシコ
実に2年ぶりのグアダルーペ寺院訪問。すっかり景色が変わっていて・・以前なかったものを数多く目の当たりにしました。入口には緊急診療所が設けられ、コロナに感染して健康を祈ってココにきた方が倒れて運び込まれていたのでしょうか。何よりも目を引いたのはローマ法王の銅像周辺に亡くなった方への追悼の場所が設置され、ロウソクや故人を偲ぶ数多くのものが置かれていました。本当は寺院の中に捧げる予定で持ってきた「羽ばたき大」を・・フェリペ君の追悼。
ここを訪れた最期の機会は確か、日本からいらした芸術家の方にアテンドで付き添った2019年の暮れ以来。コロナが始まってからは1度も訪れることはなく、今日は個人的に意味のある日でもあるので思い切って訪問してみたのですが、こうして目の当たりにする多くの変化に想像を絶する悲劇の余韻がヒシヒシと伝わってくるような・・(訪問後2日間程、非常に不思議な夢を見たり、ダウンな日々が続きました) 大聖堂に入る手順も非常に厳しく統制されていて、入ってからも座席の間隔に多くの係の方が目を配っていました。ミサの時間は非常に短く、歌も音楽もなし。出席者同士の挨拶は「眼差しだけを送るようにおねがいします」 退席時も前列から順番に同じ方向に向かって進むことを義務付けられ、どこからでも入れる円形聖堂はシッカリとルートが決められていました。牧師さんの一言一言に非常に力が込められていて、多くの方の様々な想いが伝わってきます。 多くの宗教の大きな意義は「健康を取り戻すこと」そのために訪れる場所が、クラスターになってしまう可能性がある・・ブラジルの大感染は宗教の場所を政府がコントロールできなかったことが原因と聞いています。新たに設置された追悼の場所でシミジミ。 せっかくなので「羽ばたき大」と病院から頂いた「手」を寺院でお清めして頂きました。「羽ばたき大」制作の道筋を創るキッカケとなったフェリペくんのスピリッツが、今後も「羽ばたき大」の中に込められ飛び続けてくれますように。 佐野まり 新しいフェイスブックページ http://www.facebook.com/marisanocolibri 日々更新・インスタグラム https://www.instagram.com/amistadmusical/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.09.07 14:21:33
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